2017.6.28.

マイナス面をオープンにする、、、

相手によって感じたり、反対にまったく感じなかったりするもの――。それが、「親近感」です。

親近感は「ない」よりは「ある」ほうがいいです。それは、誰にも言えます。特にリーダーとして多くの人を引っ張っていく立場にある人には、なくてはならないものです。

 親近感とは、相手に「この人といると、楽しそう」「一緒にいると、いいことが起こりそう」と思ってもらうことです。

どちらかと言うと、期待感に近いものです。部下に親近感を持ってもらえれば、マネジメントもスムーズにいくようになります。

どうしたら相手に親近感を持ってもらえるかと言うと、特別なことをする必要はありません。その方法はただ1つ。「オープンでいる」ことです。

自分のことを包み隠さず、さらけ出せる――。特に失敗や欠点などのマイナス面をオープンにしていくと、多くの人は「この人、なんだかよさそう」と親近感を持つようになります。

「こんな失敗をしたことがあります」「私にはこういう欠点があります」……

マイナス面を自虐的ではなく、明るくサラリと言えてしまう人には、「そんなことがあったんだ」「そういうところもあるんだ」と、聞いているほうも共感せざるを得なくなります。もっとも、それだけでは、人は「ついていこう」とは思いません。

「失敗をこうやって活かしました」「欠点を補えるように長所も伸ばしています」……
マイナスがあることを決して否定することなく、プラスの面も語っていくと、聞いている人は「この人はいいかも」と期待するようになります。

より正確に言えば、親近感とは共感をベースにした期待感です。両方が交差したとき、人は相手に親近感をお持ちます。

リーダーという立場にある人は、往々にしてマイナス面を隠してプラスの面だけを話そうとします。マイナスなことを話すと、「バカにされる」とカン違いしています。

これではどんなに頑張っても、親近感を持ってもらえません。プラスのことしか言わないので、逆に「鼻持ちならない人」と思われてソンをしてしまいます。

あなたは今日、会った人に親近感を持ってもらえましたか。自分のマイナス面をオープンにできましたか?

(朝の独り言☆)
来月は、スケジュールがびっしりです。講演会、セミナー、出版にむけて、本当にタイトなスケジュールです。今朝も海外のコーチと、引き寄せの本質について話をしました。自分自身が伝たえ引き寄せが間違いないと確信しました。8日のセミナー、楽しみにしていて下さい。
https://www.forestpub.co.jp/author/inoue/lp/seminar2/
先日の懇親会の写真です!