2017.10.4.

与えっ放しでいい、、、

どんな人でも、一生のうちに必ず受けるものがあります。人によっては何百回、何千回、何万回と受けることもあるかもしれません。

ときには自分が気づかないうちに、受けていることもあります。「誰からもらったか分からない」ということも起きたりします。

 その不思議な存在の正体とは、「恩」です。この世に恩を受けたことのない人など、1人もいません。

「私は誰の恩も受けていない……」
そんなことを言う人がいたら、ただの「恩知らず」です。その人は、決して幸せな人生を歩んでいません。

親や先生、上司や友人、クライアントといった人たちが、これまで数え切れないほどの恩をその人に与えています。

残念ながら、そのことに気づかないでいるから、幸せになれないままです。

一般的に、恩というものは年齢とともに受けるより与えるほうが多くなっていきます。

その時期がいつなのかは、定かではありません。おそらく人によって変わってきます。

間違いなく言えるのは、恩を与えるようになると、人間として成熟していくことです。

別に能力やお金、地位があればできるようになるというものでもありません(あればできるようになりますが、しない人がほとんどです)。

そんなものが一切なくても、人間的に成熟していれば、誰でも今この瞬間からでも恩を与えることはできます。

たとえば、役に立つ人を紹介する。ノウハウを教える。相談に乗る……。それらは与えてもらったほうにすれば、立派な恩です。

こういうことなら、誰できます。しないでいるほうが「おかしい」とさえ言えます。

受けた恩を忘れることは許されませんが、与えたことについてはいつまでも覚えている必要はありません。

そんなことをしたら、「恩着せがましい人」になってしまいます。

それは、成熟した人間のすることではありません。

恩は与えれば与えるほど、人間として成熟していきます。

同時に、幸せな人生を歩むことにつながります。
恩を与えっ放しにする人になりたいものです。

あなたは今日、誰かから恩を受けましたか。それとも誰かに恩を与えましたか。

(朝の独り言☆)
今日は、一日手術日です。あとこれから一人手術を行います。全て完璧です!沖縄の那覇市から患者さんが、来てくれました。本当に遠くから来て頂き、感謝です!