「アッと言う間に終わっちゃったよ」
そんなふうに感じながら1日を終えた経験は誰にでもあります。
もしかしたら、あなたにとって今日がそういう1日だったかもしれません。
1日は24時間。その1日が過ぎるのを速いと感じるか、そうでないかは人それぞれです。時間が経つのが速いと感じるのは、やりたいことがあって、それに夢中になって取り組んでいるからです。
反対に、時間が経つのが遅いと感じるのは、あまり興味のないことをやっていたり、あるいはやることがなくただダラダラと過ごしていたりしているからです。そういうときは時計の針がゆっくり進んでいるようにしか感じられません。
「まだ10分しか経っていないのか」「まだこんな時間なの?」
そう思ったことは1度や2度ではないはずです。やりたいことにトコトン夢中になって取り組んでいるから、時間がアッと言う間に過ぎていきます。
時間が経つのを速く感じるか、そうでないかは、ある意味では、人生の充実度のバロメーターです。何もしなくても、時間は過ぎていきます。その過ぎた時間は2度と戻ってはきません。
1日を「アッと言う間に終わっちゃったよ」と感じながら終える人は、毎日そういうふうに行動していきます。毎日やりたいことをトコトンやって、アッと言う間に1日が過ぎていくような生き方をずっと続けていきます。
それを生涯貫いていきます。おそらく最後の瞬間には、「人生はアッと言う間だった」と感じているはずです。
1日がアッと言う間に終わってしまうのですから、80年という人生もおそらく同じです。本当に人生はアッと言う間に終わってしまいます。
その短い人生で、やりたいことをどれだけやれることがでいるのか――。その人の人生が充実するかどうかは、まさにそこにかかっています。
人生はアッと言う間に終わってしまいます。やりたいことのすべてをやるには、あまりにも短すぎます。
だからこそ1日がアッと言う間に過ぎていってしまうほど、毎日やりたいことをトコトンやっていくしかありません。
やりたいことをやるには短すぎるが、なんにもやらないでいるには、長すぎる……。それが、人生というものです。
(朝の独り言☆)
最近の打ち合わせは、とても充実しています。新しいコンテンツや書籍も含め7月以降は、期待していて下さい。