好きなことを仕事にしていく――。現実に、多くの人がそうしたいと思っています。
好きなことをして、成果を出せるようになれば、それは「天職」になります。あなたが今、就いている仕事を天職だと思っているのであれば、こんな幸せなことはありません。
もっとも、誰もが好きなことを仕事にできるわけではなく、人気職種や特殊なスキルを必要とされる仕事は、当たり前ですが、「狭き門」です。
そういう仕事に就けない人は圧倒的に多く、好きなことを仕事にしている人のほうが少ないかもしれません。
好きではない仕事に就いたら、天職にはできない――。こう考えるのも、早計です。
いろいろな事情があって、好きではない仕事に就いても、天職にする方法はあります。むしろそうして天職に巡りあった人のほうが多いと言えます。それは、「仕事を好きになる」ことです。
これは、好きではないものをムリやり好きになることではありません。
そんなことをしても長続きしないし、途中で必ずイヤになってしまいます。ムリやりやっても、いいことなど1つもありません。
やることは、ただ1つ。好きではない仕事のどこか1つだけでもいいから、いいところを見つけることです。
たとえば、憧れの会社に入ったのに、志望とはまったく違う部署に配属されることがあります。マーケティング志望なのに、営業に配属された……。こういうことは、日常茶飯事です。
営業が好きではないから、イヤなこと、つらいことも多々あります。それを「好きになれ」と言うほうがムリですが、だからこそ1つだけでいいから、いいところを見つけるようにします。
営業のいいところは、いろいろな人に会えること。それに気づけば、人脈を開拓することが楽しくなります。楽しくなると、成果も出るようになります。
営業のいいところは、お客様の問題を解決すること。それに気づけば、問題解決のために知恵を出すようになります。実際に問題を解決すると、成果も出るようになります。
成果が出るようになれば、イヤだという気持ちも薄れてきます。もっと成果を出せるようになると、嫌いだったのがウソのように、好きになってきます。気がつけば、営業が好きな仕事になっています。
好きを仕事にするのには、2つのルートがあります。1つは、文字どおり好きなことを仕事にしていく。
もう1つが、仕事を好きになる。たどるルートは違っても、どちらも「好きを仕事にしています。どちらも今やっている仕事を天職にしています。
(朝の独り言☆)
今日の東京は、本当に寒かったです。栗城さんとのジョイント講演は、大盛況でした。たくさんの質問もあり、色々と気づきあったのでないかと、、、。とても素敵な時間でした。