2017.9.26.

他人事だと思わない、、、

職場でミスをした同僚が上司に怒られているとき……。どういう反応をするかは、大まかに言って、3つに分けることができます。

1つ目は、「われ関せず」を決め込む。このタイプは、「ミスをしたのは本人のせい」と思っています。自分自身が巻き込まれたくないので、かかわりを持とうとしません。同僚が怒られているのを見て、「自分はそんなミスをしない」と決めつけてもいます。

 2つ目は、同情する。このタイプは、ミスをして怒られたことを気の毒に思って、「こういうこともあるよ」と、本人を慰めたりします。「自分もミスをしないように」と気を引き締めたりもしますが、そのために特に何かをするわけではありません。

3つ目は、自分に置き換える。このタイプは、「なぜ彼(彼女)はミスをしてしまったのだろう?」と考えます。「自分だったら、どうしたのだろう?」と、そのときの状況や原因究明、解決策、防止策にまで思いを馳せます。ときにはミスをした本人と対策を話し合ったりもします。

他人がミスをしたとき、ほとんどの人が最初の2つの対応をします。ミスは自業自得と思って、あくまでも自分には「関係ないこと」にしています。

ほとんどの人は、誰かほかの人がしたミスを「他人事」としてとらえています。実際にミスをしたのは他人なので、自分に関係ないことは事実ですから、それは自然な感情とも言えます。

その一方で、ミスはどんな人もする可能性があります。他人事だととらえている限り、それを教訓にすることもできません。

他人事ととらえている人は、「自分もいつか同じミスをするかもしれない」というところまで考えが回っていません。

ほかの人がしたミスを、あなた自身がする可能性は大いにあり得ることです。他人のミスを「自分ごと」としてとらえた人だけが、それを回避することができます。

「気をつけなくちゃ」と思っているのは、他人事だと思っている証拠です。

いくら気をつけたところで、原因を究明して対策、防止策を考えて実行しなければ、ミスは起こり得ます。

自分ごととしてとらえない限り、そこまでの行動に踏み込めないものです。

人は、「自分ごと」だと思わなければ、一切行動に移すことはありません。

「これは自分にも起こり得ることだ」と認識して初めて、他人事ではなくなります。

他人事だと思っている限り、人は成長することがありません。

(朝の独り言☆)
今日は、JALの方が病院にご挨拶に来ました。理由は、国内外フライト✈️1000回到達記念のプレートを届けたいということです。すでに搭乗1100回超えですので、ファイブスター最高位1250回まで、あと2年弱で到達出来そうです。小学生の頃に将来の夢は、パイロットと書きました。夢は、形を変えてでも実現するのだと思います。