2021.12.29.

割に合わないことをドンドンやる、、、

世の中にたくさんある「やったほうがいいこと」は、たいてい面倒です。「やったほうがいい」に決まっていますが、仮にやらなかったとしても、直接の被害を受けることもありません。

もちろん、まったくダメージが「ない」のは、あり得ないこと。それは、「評価が下がる」という間接的なものなので本人には認識しにくいもの。ボディーブローのようにあとから効いてくるからから、「やっかい」だと言えます。

たとえば、会議の議事録作成。イヤなことがあって、する気分になれず、「やってほしい」と頼んできた上司に断りを入れたとしても、直接の損害はないです。とは言え、上司の評価は下がります。トータルすると、マイナスのほうが大。

面倒でも、したほうがいい――。それが、やったほうがいいことです。
なぜやったほうがいいのに、避けようとするのかと言うと、割に合わないから。かけた手間に見合うものが得られないから、多くの人は避けて通ろうとします。

それこそ短絡的な見方です。確かにすぐ得られるメリットはないですが、その代わり、やり続けていくといろいろなノウハウを吸収できます。気がつけば、ほかの人が太刀打ちできないほど突出します。得るものは、実は山ほどあります。

議事録作成にしても、面倒なのは事実。その裏に隠されたメリットは、あります。

何よりもすべてのやりとりを注意深く聞かなければならないので、集中力がつきます。その分、神経を使い、ドッと疲れるのは事実。それでもうまくまとめられたときには、達成感が疲れを吹き飛ばしてくれます。

それ以外のメリットを挙げると、やっているうちに、どのように意思決定をすればうまくいくのか、どのように説得をすれば反対する人を納得させられるのか、決まったことを実行に移すにはどのようにするのがいいのかなどが見えてきます。

その場で列席しながらも、大局的にものごとを見る目が養われます。

やったほうがいいことに、デメリットの要素など皆無。むしろやるとメリットの要素ばかり。最大のメリットは、ほかの人が避けている間に1人だけドンドン成長してしまうこと。

やったほうがいいことは、割に合わないからこそ、ドンドンやっていったほうがいいです。それは、ほかならぬ「自分自身」のためです。

(朝の独り言⭐️)
今日は、人間ドックでした。癌ドック、脳ドックなど行いました。血液検査、エコー検査、CT、MRIの診断結果は 全てに対して問題ありませんでした。これも運動、食事管理の成果だと思います。コロナも来年は少し落ちついてくると思いますので、またしっかりドックを受けようと思います。