人間には、大まかに言って、3つの力が備わっています。それは、「知力」「気力」「体力」です。
この3つをかけ合わせたものが、いわゆる「能力」になります。
3つがバランスよく共存すれば、自分の能力を遺憾なく発揮できるようになります。
幸か不幸か、3つの力は、年齢とともに増加するものもあれば、反対に減少してしまうものもあります。加齢につれて減っていくのが、言うまでもなく体力です。
中高年になっても、10代、20代前半のような体力を維持するのは不可能ではないですが、極めて難しくなります。
それでも人生後半戦で40代前半のような体力を維持するのは難しくありません。可能な限り、キープすべきです。「もう年だ」と言って、あきらめてはダメです。
気力は、一概に若いころのほうが「ある」とは言えません。年齢と経験から生じるところもあり、30代後半、40代がピークという見方もできます。
人生後半戦には、このころの気力をなるべく維持して、もし減少することがあっても緩やかなもので済むようにします。
知力だけは、一般的に年齢とともに増加していきます。豊富な経験を積んでいくと、蓄えられた知識が「知恵」に昇華していきます。人生後半戦では、3つの中でも最大の武器とすることができます。
3つの力は、それぞれにピークが異なります。そこが、面白いところです。
3つすべてが均一になることは、めったにありません。ピークになった力でほかの力をカバーしていくなど、うまくバランス配分します。
若いころは体力で気力や知力の不足を補っていきます。年齢を重ねていくにつれて、知力や気力で不足する体力をカバーしていきます。
気力・知力が充実していれば、体力の減少を補って余りあります。
どの力をどれくらいどのように使うかは、人それぞれです。同時に、それは腕の見せどころになります。
取り組むものごとによっても、使う力は、大きく変わります。3つの力をうまく配分しながら、ことにあたっていきます。
あなたは、知力・気力・体力をどのように配分していきますか?
(朝の独り言☆)
今日も暑いですね!明日の帯広は、35度以上らしいです。今日は、TSUTAYAから今月発売されるDVDの動画チェックをしました。潜在意識のDVDです。楽しみにしていて下さい。