何をするにしても、最初にやることは決まっています。それは、「一歩」を踏み出すこと。
当たり前ですが、一歩目がなければ二歩目も三歩目もありません。これは、どんなことにも共通して言えます。
一歩目は、行動の始まり。もっとも、その最初の一歩を踏み出すのは、なかなか大変です。「踏み出そうか、やっぱりやめようか」と悩んだり迷ったりする人は、たくさんいます。
行動に移せないのには、理由があります。それは、うまくいくかどうか分からないから……。
一歩を踏み出したとからと言って、うまくいく保証はどこにもありません。うまくいかない結末は、大いにあります。
それでも一歩を踏み出さなければ、「うまくいく」という結果を得られないのも事実です。
結果を出したいのであれば、うまくいかないで終わるリスクを抱えながらも、一歩を踏み出すしかありません。すべてはここから始まるのですから……。
もし失敗が怖くて一歩を踏み出せないとしたら、こう考えるといいかもしれません。一歩とは、自分自身の可能性を大きく広げること。
「うまくいく/うまくいかない」のどちらになるにせよ、一歩を踏み出せば、それまでとは違う自分になれます。今まで気づかずにいた可能性の扉を開けることになるのは、間違いありません。
たとえうまくいかなかったとしても、知らずにいた可能性をもっと広げるために、別の一歩を「踏み出そう」という気になることもあり得ます。それは、リスクを抱えながらも一歩を踏み出したから分かったこと。
結果がどうなるにせよ、一歩を踏み出したからと言って、あなたが失うものは何もありません。どうなるのか分からないのだとしたら、とにかく一歩を踏み出してみればいいのです。
その先には、可能性が広がる楽しみがあります。そのほうが、迷ったり悩んだりするより、ずっと健全です。
あなたは今日、一歩を踏み出しましたか。自分自身の可能性に気づけましたか?