2019.2.25.

問題を歓迎する、、、

どんな仕事をするにしても、いつも順風満帆にいくことはまずありません。途中ではトラブルやハプニング、クレームといったものが登場してきます。まるで最初から決まっていたかのように……。

問題は、常に起こります。どんなに注意していても、それは必ずやって来ます。まるで季節の風物詩のように……

起こった問題は、解決する以外になくすことはできません。自然に解決することなど、まずないです。

誰かが勝手に解決してくれることがまれにあるかもしれませんが、ふだんは望み薄。それを期待していては、解決しないどころか、もっと悪化していきます。

問題の解決は、やっかいです。いつなんどき現れるか分からないので、なおさら対処が難しくなります。ときには今やっている仕事をストップしてまで対応しなければならないかもしれません。

いずれにせよ、自力で解決していくしかないのですから、気づいたらすぐに取りかかりたいものです。1秒でも早く取りかかれば、それだけ早く解決します。すぐに始めていきます。

このときイヤイヤ対応するのは、NG。それどころか、「ラッキー!」と歓迎するくらいがちょうどいいです。

別に私は皮肉を込めて、こう言っているのではありません。実際にラッキーなことがあるから、そう言っているだけです。

何かしらの問題が起こったのは、やはり至らないところがあったということ。それは、隠れていた弱点や欠点が発覚したことにすぎません。

その気づかずにいた弱点や欠点をあぶり出してくれたのですから、これを「ラッキー!」と言わずして、ほかになんと呼べばいいのでしょうか。

おそらくそのまま気づかずにいたら、あとになって大惨事に発展していたかもしれません。それを未然に防いで、なおかつ弱点や欠点を強化することができるのですから、早めにその対処ができたことは本当にラッキーです。

問題が起きることは、気づかずにいた弱点や欠点が発覚すること。それを強化すれば、その後はスムーズにいくようになりますから、やはり歓迎して喜ぶべきです。