2018.4.24.

土台づくりをする・・・

世の中には、3つのタイプがいます。それは、「伸び続ける人」「伸びる人」「まったく伸びない人」です。
あなたは、このうちのどれに当てはまるでしょうか。「伸び続ける人」であることを願ってやみません。

何ごとにも言えることですが、伸びるには、土台が必要です。土台は、基礎とも言い換えられます。
土台がしっかりした建物は、安心して利用できます。住むにも問題ありません。

土台づくりには、時間も手間もかかります。しかも土台をつくっている最中は、なんの利益を生みません。
赤字になったり持ち出しになったりするので、率直に言って、苦しいことのほうが多いものです。一朝一夕にはいかないから、つい省きたくなります。
しかしながら、ここをしっかりやるのとやらないのとでは、のちのち大きな差が生じます。それは、あとから気づくことです。

3つのタイプのうち、土台づくりを最初から疎かにするのが、まったく伸びない人です。土台=基礎がないのですから、伸びる余地がありません。自業自得です。

土台づくりを途中まではしっかりやりながらも、途中で手抜きしたり疎かにしたりするのが、伸びる人です。ある程度の土台=基礎があるから、それなりに伸びます。促成栽培と言えなくもありません。

もっとも、その伸びも途中でピタリと止まります。何ごとにも言えますが、築いた土台以上に伸びることはありません。土台づくりをやり直さない限り、ずっと伸び悩むことになります。
土台づくりをしっかりやるのが、伸び続ける人です。一時的な揺れ戻しやスランプはあったとしても、ずっと伸び続けます。本人が思っている以上に、グングン伸び続けます。

土台とは、基礎です。同時に、成長余力です。
土台づくりをしっかりやる人は、成長余力を限りなく大きくしています。土台をしっかりつくっていればいるほど、成長余力は大きくなって伸び続けていきます。土台づくりで、その後の伸びはすべて決まってしまうのです。

(朝の独り言
「なぜかすべてうまくいく1%の人だけが実行している45の習慣 」PHP文庫 26刷 11万8千部になりました。本当に嬉しいです。まだ、読んでいない方は、是非お読み下さい。