2020.7.29.

土台をつくっていく、、、

いつもうまくいっている人には、ある共通点が見られます。その1つが、「土台がしっかりできている」こと。
 うまくいっている人の中で、土台がない、もしくはおぼろげな人は1人もいません。もしいるとすれば、その人はたまたま1回や2回くらいうまくいった人。
おそらくそう遠くないうちにうまくいかなくなります。これは、予言ではなく、必然です。
 土台とは、建物の最下部にある重みを支えるもの。これがなければ、どんなに高くキレイな建物を建てたとしても、何かの衝撃でカンタンに崩れてしまいます。
 人間の場合は、基礎。何をするにおいても、基礎がしっかり身についていれば、うまく行えるようになります。
 土台をつくるのには、とても時間がかかります。それは、建物でも人間でも同じ。
この作業を疎かにすると、崩れやすい建物をつくることになり、人間の場合はうまくいかないことが続くことになりかねません。
 土台づくりに、近道なし。まさに「急がば回れ」で、必要なことはすべてやらなければなりません。
手抜きや簡素化は、論外。時間がかかってもいいので、やるべきことはすべて1つ1つ確実に行っていきます。
 ある程度の長期化は不可避ですが、「時間をかければかけるほどいい」というものでもありません。
「いついつまでに」という一応のタイムリミットを設けながら、なるべくその期間内に終えるように進めていきます。
 こうして土台をしっかり固めた建物は、天変地異が起きてもビクともしなくなります。
人間なら、アクシデントやハプニングが起きても、あわてず騒がずに対処して、ものごとをうまく行えるようになっていきます。
 土台は、目に見えないものです。外からは、「あるのかないのか分からない」ので、その頑丈さはひと目では見抜けません。
 それが分かるのは、先ほど述べたように、何か大きなことが起こったときです。
そのとき土台がしっかりできている人は、うまく処理して、ものごとをいい方向へ進めていけます。
土台をしっかりつくっている人は、通常とは異なることが起きたときにもテキパキとうまく処理できるから、結果としていつもうまくいっています。