2020.7.21.

場数を踏み続ける、、、

 知識・スキル・経験を増やす最も確実な方法が、あります。それは至ってシンプルですが、ある意味では王道です。
 ズバリ、場数を踏み続けること。とにもかくにも場数を踏むことで、誰でも知識・スキル・経験をこのうえなく増やすことが可能です。
 場数を踏むとは、言葉を変えれば、アウトプットすること。インプットした知識・スキルは、アウトプットすることで自分のものになっていきます。
同時に、そのアウトプットが、経験として自分の中に深く刻み込まれていきます。
 当たり前ですが、何ごとも最初からうまくいくわけではありません。
インプットした知識・スキルが完全に自分のものになっていない段階でアウトプットしていけば、中途半端な結果になります。
その様子がボロボロだったりすれば、周りの人からケンもホロロに言われることもあり得ます。
アウトプットの別名は、恥をかくこと。笑われたりダメ出しされたりしながらも、その不完全さを補うべく、再びインプットを強化していきます。
そうしてインプットし直した知識・スキルをまたどこかでアウトプットしていきます。
前回よりかなり改善されていますが、それでもまだ十分ではありません。相変わらず笑われたり、ダメ出しされたりします。
その一種の厳しい修行を重ねていくことで、「今度はもっとしっかりやろう」と身を引き締めるようになります。「インプット→アウトプット」の繰り返しで、知識・スキルがだんだん自分のものになっていきます。
気づいたときには誰の目の前でもスラスラとできるようになっていて、その道の専門家のよう見られたりするものです。場数を踏んだからこそなせる業です。
この一連の「インプット→アウトプット」の繰り返しは、自分の中で経験として深く沈澱していき、何かあったときは「知恵」として湧き出してきます。
もし場数を踏むことがなければ、たんに知識・スキルをインプットしただけで、本当の意味で自分のものにはなっていきません。経験が深まることも皆無です。
場数を踏むことは恥をかくことですが、それをするから知識・スキル・経験が身についていきます。恥をかくことを避けている限り、知識・スキル・経験が自分のものになることはありません。