2018.5.11.

完璧な準備などない、、、

用意周到。準備万端。備えあれば憂いなし……。

準備の大切さを説く言葉は、たくさんあります。準備というものは、本番がうまくいくためにするものです。

本番に必要なものを整えることが準備。そう言っても、過言ではありません。

とは言うものの、本番に必要なものが何かなんて、事前には分かりません。やってみて初めて、「あれが必要だ」あるいは「これは不要だ」と分かるものです。

どんなに先読みができる人でも、そこまでは見通せません。やってみないと分からないことは、現にあります。

やってみて、「あれが必要だ」「これは不要だ」と、あとから分かるのは、準備がいいかげんだった、あるいは準備をしていなかったということではありません。そのことは、準備をしていた人の名誉のために言っておきます。

キッパリと言いますが、完璧な準備などありません。それは、どんなにできる人でも同じです。

50%くらいできていれば、御の字。80%できていれば、合格点をあげてもいい……。それが、準備です。準備に完璧や100点満点を求めるほうが間違っているとさえ言えます。

どんなことにも言えますが、どんなに準備を尽くしたとしても、本番では予期せぬことが起こります。相手もいるし、自分のコンディションの問題もあります。関係する人は、多岐にわたります。

トラブル、ハプニングは、日常茶飯事。「事実は小説より奇なり」で、想定外の事態が山ほど起こります。アタマの中であれこれ考えていた以上のことが、本番では起こるものです。

そうしたすべてのことに準備段階で対応することはできません。「起こってから考えよう」というくらいの気持ちでいるほうが、何かあったときに冷静沈着に対応できます。臨機応変に行動していけば、何かあっても、リカバリーできます。

完璧な準備などないし、それを求めるのも間違っています。ある程度の準備ができたら、とにかく本番でやってみる。そこから必要なものを取り入れていくほうが、かえってうまくいくものです。

(朝の独り言⭐︎
今日は、朝からびっしり打ち合わせでした。明日からは、メンタープログラムです。夕方、元PH P編集者の越智さんと、色々と中身濃いミーティングをしました。やはり、結果を出してきた人の考えていることは、素晴らしかったです。