2022.5.24.

専門性を掘り下げる、、、

 どんなジャンルにかかわっているのであれ、長くやっているうちに「専門性」が身につくようになります。5年やれば、その分の専門性が身につきます。10年やれば、その道で頭角を現すほどの専門性が身についています。

 その専門性は、間違いなく自分自身の「武器」になります。所属する組織が変わっても、どこでも通用するプロフェッショナルとして活躍できるようになります。

 もっとも、ただたんに「長くやっていればいい」というものでもありません。あまり知られていないことですが、専門性は、どこに行っても通用するものと、そうではないものに分けられます。

言い換えれば、引く手あまたの専門性と、特定の場所でしか通用しない専門性があるということ。

 両者の違いを言うと、ズバリ、広さです。前者は「広く深く」であり、後者は「狭く深く」になっています。

 改めて言うと、専門性とは、ある特定のジャンルを深く掘り下げること。

深ければ深いほど専門性が高くはなりますが、そのジャンルに関係していたり興味を持ったりしているのならともかく、一般の人からすればあまりにも深すぎると理解すること自体が難しくなります。敷居が高すぎて、その世界に入っていけなくなります。

 これでは専門性を活かす機会が少なくなるだけ。本人にとっても、せっかく身につけた専門性を活かすこともできなくなって、宝の持ち腐れになりかねません。

 一般の人にもきちんと理解してもらう。身につけた専門性を活かしていく――。この2つを両立させるのが、専門性を広く深く掘り下げていくことにほかなりません。

 まったく興味のない人にも関心を持ちやすくなるように範囲を広げながら、なおかつ深く掘り下げていきます。言葉にすればカンタンに聞こえますが、ひと筋縄ではいきません。

それでも試行錯誤や創意工夫をしながらやっていくと、どこまで広げてどこまで掘っていけばいいのかというポイントがなんとなく把握できます。それが分かれば、身につけた専門性を多くの人に役立てることができます。

せっかく身につけた専門性を活かせないのは、あまりにももったいないことです。

身につけたものを広く深く掘り下げていく――。これができる人が、専門性を武器にしてどこの世界でも通じるプロフェッショナルになっていきます。

(朝の独り言☆)
運命学について、四柱推命など命式というのがあります。以前、プロの資格を取得したのですが、同じ生年月日生まれた時間ですと 命式は同じです。しかし、それぞれの人生が・・。何故かというと 身近な人の命式と相互的に影響しあい、人生に影響するという分析があります。人は生涯一人ではないのですから、親しくしている人がいるはずです。その人との命式の関係で 良くも悪くもあります。メンタルセラピストの溝口先生と話した時にも そのように仰っていました。ミラーニューロンの法則も運命学もバイオリズムも、誰といるかが基本なのです。その誰と を見極める力こそが、人生なのかもしれません。