2020.10.30.

弱気にならない、、、

「たぶんうまくいかないよ」「やっぱりムリだな」「どうせダメだよ」……
 何かを始めようとするときに、最初から「失敗する」と決めつけている人がいます。このように弱気になっている人は、少なくありません。あなたがその1人でないことを祈るばかりです。
 弱気になってしまうのは、性格だから……。そんなふうに考えている人がいますが、完全なる誤解です。
 弱気とはどういうものかと言うと、取り組むものごとに対して逃げ腰になっていること。もっと言えば、そのものごとに対して真剣に取り組んでいないこと。
 現実を言えば、うまくいくか、うまくいかないかは、やってみなければ分からないことです。知識・スキル・経験がそれほどなくてもうまくいくことはあるし、逆に大ベテランが失敗することもなきにしもあらず。
 やってみなければどうなるか分からないのに、「うまくいかない」と決めつけて、退散する準備を始めている……。これが、弱気な人です。
 こういう人は、ものごとに対して真剣に向き合わず、「何をどれくらいどのようにやればいいのか」「どうすればうまくいくのか」を分析したり検討したりすることを放棄しています。
やるべきことをやっていないのですから、うまくいくはずがないにもかかわらず、そうした自分を棚に上げて、「失敗する」と決めつけて、何もせずにいます。
 たとえ知識・スキル・経験が乏しく、うまくいく可能性が少ないとしても、事前にどうすればうまくいくか、何をやればいいかを分析・検討していれば、少なくとも弱気になることはありません。
なぜならやるべきことをきちんとやっているから。
 結果が芳しくなかったとしても、本人は納得できます。失敗してもやるべきことをやって知識・スキル・経験をアップさせているので、捲土重来を期すことができます。
 弱気とは、逃げ。もしくはただの怠慢。それは、姿勢の問題です。
やる前に勝手に「うまくいかない」「ムリ」「ダメ」と言っているにすぎません。
始める前から「失敗する」言い訳をしているのですから、してはならないことです。
 うまくいく可能性が低いとしても、やるべきことは事前にきちんとやっておくべきです。
そうすれば、弱気にならないし、もしかしたら成功することもあり得ます。
少なくとも弱気でいる限り、うまくいく可能性はほとんどゼロです。