すべての生き物の中で、人間だけが成し得ることがあります。それが何かと言うと、「イメージ」です。
「あんなことがしたいな」「こうなったらうれしい」「こういうものができないかな」……
このように人は、いろいろなことをアタマの中で思い浮かべます。それは、人間にしかできないことです。
もっとも、そのイメージは実際にはまだ起こっていないことです。幸か不幸か、すでに目の前にあるもの、手に入れたものを人はイメージしません。
イメージするのは、今の自分が持っていないものです。
アタマの中でイメージしているだけでは意味がないのかと言うと、そんなことはありません。
そもそもイメージできるから、それが現実になるものです。逆に言うと、イメージできないことは何１つ実現できないと言っても過言ではありません。
イメージしたことは、現実です。ただし、それは「アタマの中の現実」にすぎません。
とは言え、まだ自分の目の前やほかの人の見えるところにはないだけです。
人間には、イメージを現実にする力があります。徹底的にイメージしたことを再現できれば、それは必ず実現します。
イメージしたことは、自分自身のアタマの中では、もはや既成事実です。現実にはまだ起こっていないことにもかかわらす、イメージの中ではすでに実現しています。
これは、イメージしたことを現実の中で忠実に再現すれば、それが実現してしまうということにほかなりません。
ただし、ここからが大きな分かれ道になります。イメージしたことを現実の世界で再現するにあたっては、一部始終をそっくり忠実に真似しなければなりません。
一挙手一投足を焦らずにイメージどおりにやれば、必ず実現します。イメージを手本にすれば、どんなことでもうまくいきます。イメージには、それだけの力があります。
ただし、イメージを再現するとき、中途半端に再現したりプロセスを端折ってしまったりすると、うまくいかなくなります。それは、再現しているのではなく、自己流でやっているのと同じです。
イメージしたことを実現できる人とそうでない人――。その差は、忠実にイメージしたことを再現しているかどうかにあります。
（朝の独り言☆）
今日は、京セラ・ファインシア新発売記念懇親会でした。1000名近い歯科医師、関係者が参加！凄く盛り上がりました！責任あるオープニング講演をしましたが、良い感じででき、ほっとしました^_^
