2019.7.31.

思いどおりにならない展開を楽しむ、、、

「こんなことをやってみたい」「ああなるといいな」「ここはこうしよう」……

仕事でも人生でも、誰もが「したい」と思っていることを実現させようとします。

そのための努力を惜しまずにいても、なかなか自分が思っている展開にはならないものです。アクシデントやハプニング、トラブルは、日常茶飯事です。

どんなに努力しても、展開が思いどおりにならない……。このことはよくないことのように思われがちですが、そうとも限りません。むしろ「いいこと」だと言えます。

こう言うと、あなたは「そうですね」と納得してくれるでしょうか。それとも「それはひどいです!」と抗議してくるでしょうか。

アクシデントやハプニング、トラブルが発生して、思っているのとはドンドン違う展開になっている……。一見すると、これは悪い方向に向かっています。

とは言え、その想定外のアクシデントやハプニング、トラブルを見事に克服したら、その次には「こんなことがあるのか!」という自分でもビックリするくらいラッキーな展開になることも十分にあり得ます。

「雨降って地固まる」か「不幸中の幸い」なのか、いずれにせよ、その想定外の問題をきちんと解決したから、それこそハプニングのようなラッキーなことに巡り合えます。

1つ言えるのは、思いどおりの展開になっていたら、そのハプニング的なラッキーには出合えなかったこと。思いどおりに進んでいたら、淡々とものごとが進んでいって、途中でラッキーなことには巡り合えなかったはずです。

こう見ていくと、思いどおりにならないのも、悪いことではありません。想定外のことは現実によくあるし、そうなったとしても「思いどおりにいかなくなる……」とガッカリするのは早計です。

「これを解決したら、次はどんな展開になるのだろう?」

そんなワクワクした気持ちを持ちたいものです。アクシデントやハプニング、トラブルを「ようこそ!」と歓迎するくらいがちょうどいいです。

どんな想定外の事態が発生しても、目の前のことに楽しんで取り組み、「災い転じて福となす」ことで、想定外のラッキーを得られます。

思いどおりの展開は悪くはないですが、面白みに欠けます。思いどおりにならない展開は大変なこともありますが、その分、楽しみがたくさんあります。