2019.8.14.

手間は必ずかける、、、

いつでもどこでもどんなときでも、かけなければならないもの。またかければかけるほど、よくなっていくもの――

それが、「手間」です。かければ必ずこちらに応えてくれるのですから、やりがいがあります。また正直でもあります。

かける/かけないは、基本的に自由。同じことをしていても、手間をかける人もいれば、そうでない人もいます。

その違いは、一目瞭然。かけたほうが、常に選ばれます。
たとえほんのひと手間の違いであっても、かけたほうが選ばれます。かけないほうは、不採用。

それは、決して不公平なことではありません、「ひと手間をかけよう」という気持ちの違いです。

逆に言えば、採用さなかったほうは、あとふた手間をかければよかったということです。そうすれば、採用されたに違いありません。

手間とは、プラスアルファの行動です。表面的にはそう言えますが、もっと掘り下げていくと、気持ちの問題になってきます。

「もうちょっとやれば、相手が使いやすくなる」
そういう気持ちが行動に表れたものが、手間です。相手への気持ちが、着火点になっています。

相手への気持ちがないのに、ただワンアクションを加えたとしても、使い勝手はよくなりません。「効果はゼロ」と言ってもいいくらいです。

相手のプラスになるように考えるから、手間をかけるようになっていきます。また手間をかけたくなってきます。

その気持ちは必ず相手に伝わります。「ここまでやってくれるんだ!」と感じるから、いつでもどこでもどんなときでも採用されます。

ほかの人よりたくさん行動しているのに、ななかなか採用されない人がいるとしたら、それは相手の気持ちがないからです。「こうすれば、相手が使いやすくなる」という気持ちを持って行動すれば、それだけで選ばれるようになります。

この人は、そのとき初めて、手間の本当の意味を知ることになります。