ものごとを成し遂げるのに必要な力は、いくつもあります。その1つが、「持久力」です。
持久力のある人と、ない人――。もし能力もキャリアも互角の2人がいて、同じ時期にある1つのことを始めたとしたら、間違いなく持久力のある人のほうが先にゴールします。
勝負の明暗を分けるのは、持久力。そう言っても、過言ではありません。
「持久力」がどういうものかをなんとなく分かってはいても、その実態を知る人はそれほど多くはありません。「持久力=体力」だと思っている人は多いですが、それはカン違いです。
持久力=体力ではありません。体力が必要なことは否定しませんが、それはあくまでも一部です。
持久力とは、3つの力をかけ合わせたものです。それは、思考力、やる気、そして体力です。
これら3つが長期にわたって活性化することで、持久力が発揮されます。どれか1つがかけても、持久力を発揮することはできません。
思考力・やる気・体力は、こう言い換えられます。アタマの持久力・ココロの持久力、カラダの持久力。
アタマ・ココロ・カラダのすべてがバテたり停滞したりすることなく、長期にわたって健全かつ快適に活動することが、本当の持久力です。その意味では、体力だけがあっても、不十分です。
「体力に自信がないんです……」と言う人がいるとしたら、思考力とやる気でカバーすれば、持久力を発揮することは可能です。
逆に、「体力だけは自信がある」と言う人は、もう少し思考力とやる気を身につけるようにすれば、本当の持久力を身につけることができます。
アタマ・ココロ・カラダのすべてを長期活性化させているのですから、持久力のある人は、ものごとを成就させられます。
一方、持久力のない人は、あと一歩のところで「力及ばず」になってしまいます。
そういう結果になってしまうのは、残念ながら、仕方ないことです。
(朝の独り言⭐️)
今日の帯広は、30度でした。今夜は熱中症にも注意です。
新刊増刷が決まりました。発売1週間での増刷ですから、早い^ – ^
初速の売れ行きが良いと聞いていましたが、さらなる重版にも期待です。