流れのただ中にいるときは、自分がどういう状況にあるのか、今後どうなっていくのか、まったく分からないものです。またその流れがどこに向かおうとしているのかも把握できません。
あたかもいかだに乗って1人で激流に飲み込まれてしまったかのようなものです。あまりにもスピードが速すぎて、ドンドン流されていきます。
もはや飛び降りることもできません、怖いし不安。「活路がない」と言っても、過言ではありません。
できることと言えば、ただ流れに身を任せるだけ。何もできない自分に対して、「無力感」を覚えることもあります。
「なぜこんなことになったのか……」
そんなふうに嘆いても、仕方ありません。今はただそうすることしかできないのですから……。
気休めを言えば、永久に続く流れはありません。流れはいつか止まります。またいつか落ち着きます。
その流れが変わったときに、行動を起こす――。活路を開くとしたら、そこだけです。
流れが変わる、その瞬間を見極めるには、自分自身が平静を保っていることです。まずはココロを落ち着けて、決して慌てないこと。これは、なかなか難しいことです。
それができるようになったら、五感を研ぎ澄まします。と言うよりも、ココロが落ち着いたら、自然に五感が研ぎ澄まされます。
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚を最大限にオンにして、流れがどうなっていくかを見極めます。五感を研ぎ澄ましていれば、わずかな変化も見逃すことはありません。
「アッ、ここだ!」
その変化をキャッチしたまさにそのときが、行動を起こすときです。「流れに任せる」から脱却していきます。
流れを変える。流れとは逆の方向を行く。流れから降りる……。
いろいろな選択肢があり得ますが、しっかり行動していけば、自分の思ったとおりに動くことができます。流れが変わる、その瞬間を見逃さなければ……。
(朝の独り言⭐︎)
昨夜の「未来世紀ジパング」沢山の方々に観て頂き感謝します。メッセージやコメントも頂き嬉しいです。今週末に副院長は、レーザの講演を東京で行います。レーザー治療の素晴らしさ、しっかり伝えて来て欲しく思います。