2017.5.26.

目的意識が成否を分ける、、、

 うまくいく人とうまくいかない人――。両者の違いは、探せばいくらでも見つかります。

 たとえば、知識・スキル・経験。知識が「ない」より「ある」ほうが、より速くものごとを身につけられます。

スキルが「ない」より「ある」ほうが、キレイにものごとを処理できます。経験が「ない」より「ある」ほうが、思うとおりにものごとを進められます。

 これらは「ある」と「ない」とでは、成果において格段の差を生むことになります。いずれも後天的に獲得できるので、先天的なものに左右されるわけではありません。

その意味では、公平性も担保されます。

 実は、この3つ以上に大きな差を生むものがあります。それは、目的意識です。

 知識・スキル・経験がなくても、目的意識があれば、ものごとを確実に身につけることも処理することも進めることもできます。

知識・スキル・経験がまったくのゼロでも、しっかりした目的意識がさえあれば、大ベテランに肩を並べることも可能です。にわかには信じがたいかもしれませんが、これは本当のことです。

目的意識とは、それほど大ごとではありません。「誰のためにやるのか?」「なんのためにやるのか?」と問うていき、それを明らかにすることです。

何かを始めるにあたっては、どんなものごとにも目的は存在します。もしなければ、いいかげんな動機で始めた証拠で、やる価値がないということです。

何をするのであれ、目的は何かを確認して、それを達成するために行動するのが、本来の姿です。

その目的意識が「ある」と「ない」とでは、その後の行動が大きく変わっていきます。

しっかりした目的意識がある人は、たとえ知識・スキル・経験がなくても、どんな知識を身につけ、どんなスキルを獲得し、どんな経験をしたほうがいいのか真剣に考えていきます。

目的を達成するための最高最善の知識・スキル・経験を習得していきます。

目的を達成することだけを考えるので、邪念がありません。集中して取り組むので、結果としてうまくいくようになります。「これはいい」と評価されるようにもなります。

反対に、目的意識がない人は、「うまくやろう」「評価されよう」「自分の色を出そう」と考えて、そのために自分の持っている知識・スキル・経験を使っていきます。

本来の目的からズレてしまい、うまくいかなくなることもしばしばです。

別に私は「知識・スキル・経験が不要だ」と言っているのではありません。目的意識はそれ以上に成果に大きな影響を与えると言いたいだけです。

(朝の独り言☆)
今日は、打ち合わせ、収録、取材、、、びっしりでした。うたた寝^_^ 今、投稿です。日曜日、熊本講演は、とても楽しみです。
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