2019.8.19.

相手の期待以上のことをする、、、

仕事のオファーが引きも切らない人と、なかなか声がかからない人……。両者の違いがどこにあるかを考えるのは、興味深いものです。

実力のある/なし……。それがないわけではないですが、すべてと言うにはムリがあります。

オファーするほうは、実力だけで「この人に頼もう」「この人に頼むのはよそう」と決めているわけではありません。それ以外の要因が、決め手になっています。

人間関係(縁/コネ)の濃淡……。それがないわけではないですが、すべてと言うのは乱暴です。

オファーするほうは、人間関係だけで「この人に頼もう」「この人に頼むのはよそう」と決めているわけではありません。もっとほかの要因が、決め手になっています。

年齢やキャリアのある/なし……。それがないわけではないですが、すべてと言うのは、強引すぎます。

オファーするほうは、年齢やキャリアだけで「この人に頼もう」「この人に頼むのはよそう」と決めているわけではありません。意外と見過ごされがちな要因が、決め手になっています。

たくさんある要因の中から「この人!」とオファーする決め手が何かと言うと、「期待以上のことをする力」です。

オファーが引きも切らない人には、それがあります。なかなか声がかからない人には、それが欠けています。

期待以上のことをする力とは、実力や人間関係、年齢、キャリアのある/なしを問いません。誰もが持てるものです。今この瞬間から持つことも可能。

この力のある人は、相手のニーズをきちんと把握し、それを上回るように自分が持っている力をすべて出します。どんなオファーであれ、誠実かつ真剣に取り組みます。

その姿勢を見て、相手は「この人ならやってくれそうだ」と、期待します。その期待は、実力や人間関係、年齢・キャリアを超越しています。

実際に期待以上のことをしてくれるから、感銘して「この人に頼もう」と、オファーを出し続けることになります。それは、信頼の証です。
相手の期待以上のことをする――。

オファーが引きも切らない人には、常にそういう行動をしています。1度たりとも、相手の期待を裏切ることがありません。