2018.3.26.

空元気でもいい、、、

あなたが資格取得の試験を受けていて、残念ながら、今回は不合格だったとします。100点満点中70点が合格ラインで、あなたは50点しか取れませんでした。

この試験のために、寝食を忘れて勉強してきたあなたは、どう思うでしょうか。

「50点しか取れなかったか。厳しいなぁ」
確かにそれが現実ですが、だからと言って、その点数が「実力がない」と示しているわけではありません。今回はたまたま結果が出せなかっただけです。

「厳しい」なんて思ってしまうと、来年、再挑戦する意欲をそぐことになります。あと20点分取ればいいのですから、せっかく頑張って勉強したことがもったいないことになりかねません。

「50点か、よくやった。また頑張ろう」
こちらは、先ほどとは180度異なります。明るく元気にふるまって、不合格を気にしている様子もありません。

合格できなかったショックが「ない」はずはないのに、来年、再挑戦する意欲に満ちています。おそらくあと20点上積みするために、不合格になったその日から一生懸命勉強するはずです。

結果が思うようにいかなかったとき、どちらのほうが好ましいかと言えば、当然、後者です。空元気でいるくらいが、立ち直りやすいし、実際にその後もコツコツと努力を続けていきます。

実際問題として、得点をあと20点上積みするのは、カンタンなことではありません。一気に実力が急上昇することは、まずないです。それは、どんな世界にも言えることです。

捲土重来を期するのは厳しいからこそ、空元気でいるくらいがいいのです。うわべだけでも元気でいると、そしてそれを続けていると、本当に復活します。

まずはショックからいち早く立ち直ることができます。そこまで来たら、目標に向かって、それまで以上に頑張るようになります。

うまくいかないことは、たくさんあります。その度にいちいち落ち込んでいたら、いくら時間があっても足りません

空元気でいれば、うまくいかないことがあっても、そこからスーッと立ち直れるようになるものです。

(朝の独り言⭐︎
今日は、横浜から患者様が来院、明日は、沖縄から来院されます。本当にありがたいことです。
今週は、何とスケジュールがいっぱいです。しっかり対応したく思います。