2020.9.16.

自分にキャッチコピーをつける、、、

ロングセラーとなる商品に必ずと言っていいほどついているもの――。それは、「キャッチコピー」です。
キャッチコピーがあるからロングセラーになったのか。はたまたロングセラーになるからキャッチコピーがついたのか……。
まるで「ニワトリと卵」のような関係ですが、いずれにせよ、両者は切り離せません。
ある栄養ドリンクのキャッチコピーは、元気ハツラツ。それを飲めば、疲れがとれてパワーがみなぎるような印象を持ちます。
ある小売店のキャッチコピーは、お、ねだん以上。リーズナブルな値段の商品であっても「必ずや満足していただけます」というお店側の矜持を感じさせます。
 キャッチコピーは、その商品や企業が何を提供してくれるのかを消費者に一瞬で理解してもらうためのものです。実態とかけ離れすぎていたら、消費者にソッポを向かれてしまいます。
 実態に即しながら、消費者に興味を持ってもらえる――。そんなキャッチコピーでなければなりません。まさにコピーライターの「腕の見せどころ」です。
 このキャッチコピーを個人が使うと、新規の顧客にも「この人はこんなことができるんだ」「この人にこれを頼めばいいんだ」とイメージしやすくなります。
自分自身が身につけた知識・スキル・経験にピッタリ合ったキャッチコピーをつけていきます。
 御社の悩みにトコトン付き合います――。こんなキャッチコピーをつけたら、顧客に真摯に対応する姿勢をアピールできます。
 業界ナンバーワンのレスポンス――。こういうキャッチコピーをつけたら、「この人に連絡したらすぐに返事が来そうだ」と思ってもらえます。
 一見さんはお断り――。このキャッチコピーには敷居の高さを感じさせますが、その分、なじみの顧客には安心感と信頼性を与えることができます。
 キャッチコピーは宣伝文句ではありますが、同時に「これだけは実現させます」という消費者への保証でもあります。
それを見たり聞いたりした消費者が「この商品/企業はよさそう」と思ってくれたら、ファンになる可能性が高いです。
あなたなら、自分自身にどんなキャッチコピーをつけますか。どんなことを相手に保証しますか?