世の中には、アタマのいい人とそうでない人がいます。どちらになるのがいいのかと言えば、もちろん、前者です。
アタマがいいと言うと、いい大学を出たとか知識が豊富、戦略を描けるといった人をイメージしがちですが、それはあまりにも短絡的な見方です。
確かにいい大学を出たり知識が豊富だったり戦略を構築できたりする人は難しいことを発言発表して感心することが多々ありますが、それはアタマのよさとは無関係。たんにインプットしたものを吐き出しているだけです。
本当のアタマのよさとは、アウトプットに表れます。インプットばかりしている人は、ものごとを人より多く知っているだけ。アウトプットできなければ、どんなにたくさんのことをインプットしたとしても、意味がありません。
アタマがいい人は、自分できちんと考えています。インプットしたものごとが本当に正しいのか、将来にわたって問題がないのか、あるいは世の中をよくするためにはどのように活用していけばいいのかを自分自身が考えていくのは、最低限こなさなければならないことです。
インプットしたことをそのまま鵜呑みにしてしまうようなら、アタマを使っていません。それは記憶しているだけのことで、教えている人のコピーになるようなもの。いくらその量が多いとしても、自分自身が成長することもないです。
アタマがいい人は、実際に行動しています。インプットしたことを自分なりに世の役に立つように実践していきます。どんなにいいことを考えたとしても、それを実践しなければ世の中がよくなることはありません。
考えたことを即実行する。それが、アタマのいい人――。考えただけでなんの実行もしない人は、机上の空論を述べているだけ。
アタマがいい人は、先を見通せます。自分のアタマで考えたことを実践していくと、将来がどうなっていくのかが、おぼろげながらに見えてきます。30年後、50年後、100年後がどうなっているのかは、アタマのいい人でなければ見通せないことです。
アタマがいいとは、自分自身が考えたことを実際に行動するのが大前提。そうしていれば、先を見通せるようになります。この3つを満たすのが、本当にアタマのいい人。この3つのうち、1つも当てはまらない人は、決して「アタマがいい」とは言えません。
(朝の独り言☆)
昨日は 私のライフコンパスセミナーをオンラインで行いました。「ライフコンパス」とは、ミッションと潜在意識をベースに 人生の目標を達成する考え方です。世界中の成功プログラムや書籍、ISO9001マネジメントシステムやドラッカーの教えなどを学び 考えぬいたものです。まだ私のライフコンパスを学んだことのない人には、是非、講演会やセミナーに参加してほしいと思います。
新型コロナは感染拡大しています。基本に戻って しっかり感染対策をしましょう。