2018.12.26.

自分の責任として引き受ける、、、

「なぜこんなことになるのだろう」「どうして私だけこういう目に遭うのだろう」……

人生では、ときとして理不尽なことが起きたりします。自分だけがそういう立場に追い込まれると、わが身を嘆きたくなります。それだけでなく、誰かまたは何かのせいにして、身の潔白を主張する人もいるかもしれません。

自分に起きるつらく不幸な出来事。一般的にそれは「災い」と呼ばれます。すべての人にとって、それは起きてほしくないものです。

1つ言えることは、天変地異を除けば、その原因は自分自身にあること。どういう経緯かは別として、自分自身が引き起こしたものが、災い。これに例外はありません。

誰かにはめられたり足を引っ張られたりしたら、つらく苦しいに決まっています。それは、「自分のせいではない」と言いたい気持ちも分かります。

とは言え、さかのぼって考えてみると、意外な事実が判明します。その相手に故意ではなくても、不公平な処置をしたとすれば、逆恨みされたとしても文句は言えません。原因をつくったのは、やはりあなた自身です。

あるいは、突発的なアクシデントが起こって、計画していたことがすべてパーになることもあり得ます。こういう不運があると、「ツイていない」と落ち込んだり、何かに八つ当たりしたりするのは、よくあることです。

アクシデントを完全に防ぐのは難しいですが、トラブルを一切考慮していないのは、ツメが甘いと言わざるを得ません。最低限のバックアップをしていれば、計画の軌道修正は可能です。計画がダメになった原因は、自分自身にあります。

災いとは、自分自身がつくったものです。それを認めない限り、根本的になくすことはできません。カタチを変えながら、何度も引き起こしてしまいます。

防ぐ方法は、その災いをすべて自分自身の責任として引き受けること。それができれば、完全に制圧し、なおかつ原因究明をして2度と起こさない対策を打ちます。

災いが起こったとき、すべてを自分の責任として引き受ける人が、転じて「福となす」ことができます。もし責任転嫁をしたら、あなた自身が今後何度も災いを引き起こすことになります。

あなたは今日、災いを自分自身の責任として引き受けましたか。福に転じることができましたか?