「幸せになりたい」……
それは、多くの人が持つ純粋な気持ちです。そうした気持ちになるのは自由ですが、間違いなく言えるのは、思っている本人が決して幸せではないこと。
「幸せになりたい」と思うのは、現状がそうでないから……。「○○になりたい」と思っている人のすべては、現在の自分がそうではないから、希求しているにすぎません。すでになっているのであれば、「なりたい」なんて思うこともないはずです。
「幸せになりたい」と思っている人は、現在、「不幸な人」です。それが言いすぎなら、少なくとも「幸せではない人」です。
「幸せになりたい」と思うのは、自分自身を不幸だと認定していること。そのことにまったく気づかずにいるのは、とても残念なことです。
同時にそれは、今の自分への徹底したダメ出し。なおかつ幸せになるために、「どんなことでも乗り越えてみせる」という気概も感じられません。こういう人は、「幸せになりたい」と思えば思うほど、自分自身を不幸にしていきます。
カン違いしないでほしいのは、「幸せを求める」のが悪いのではないということ。求めるのは当たり前で、いいことです。それを止める権利は誰にもありません。
ただし、いい求め方と、そうでないものがあります。よくない求め方は、これまで述べてきたように「幸せになりたい」と思うこと。それは自分自身を「不幸認定」することですから、今すぐにやめるべきです。
いい求め方とは、たとえば、「今も幸せだけど、はるかに幸せになりたい」とか「今も十分幸せだけど、もっと幸せになりたい」と思うようにすること。これらは、現状を不幸だと認定するのとは異なります。
「今も幸せなんだけど、それ以上に幸せになりたい」と、自分の人生をよりよくしていこうという気持ちに満ちあふれています。今の自分を肯定しているので、ダメ出しをしているわけではありません。
今の自分をさらに幸せな存在にしていこうという前向きな気持ちがあるので、たとえ苦しくつらいことがあっても、乗り越えていけます。この「幸せを追求する気持ち」があれば、今よりも幸せになれるのは間違いありません。
今よりも幸せ。今以上の幸せ――。それは、今、幸せな人にしか実現できないことです。
(朝の独り言⭐️)
人があちこちに動き始めていますね。もちろん場所にもよりますが、、、。
皆さん、いよいよ、というか やっと、直接会場でお会い出来るTSUTAYAイベントが近くなって来ました。
今年、直接お会いできるのは、TSUTAYAイベントと12月10日の恵比寿ウェスティンホテルで行うクリスマスイベントです。コロナも落ち着いていますし、久しぶりに親しくしていた人ともお会いしたいです。是非、皆さん、顔を見せに来て下さい。