誰にでも1つや2つくらいは、「苦手」はあるものです。あるいはもっとたくさんある人もいるかもしれません。
「ある」のは仕方ないですが、それが仕事上のことになると、ちょっと厄介なことになります。
もしあなたが営業の仕事をしているのに、「人と話す」のが苦手だとすると、成果を出すのが難しくなってきます。
緊張すると、うまく話せない。やたらとかんでしまう……。
確かにこれでは営業という仕事を遂行するうえで、大きなハンディを背負うことになります。話し方教室などに通って、トーク術を身につけようとする人もいるかもしれません。
それでうまくいけばいいですが、思ったほど上達しないと、余計に苦手意識が募ってしまいます。
そもそも売れる営業マンが、すべて「話がうまい」というわけでもありません。なかには、「話し下手」や「会話が苦手」という人もいます。
あなたが人と話すのが苦手な営業マンだとしても、ムリに克服する必要はありません。できることから少しずつやっていきます。それしか成果を挙げる方法がないのも事実です。
たとえば、自分が話すより聞くことに徹する。「何かお困りのことはありませんか?」「弊社への要望をお聞かせ願えませんか?」と質問して、相手の話を真剣に聞いていきます。
聞き終わったら、「ありがとうございます。できることからやっていきます」と、話を引き取ります。もちろん、これで終わりではありません。
社に帰ったら、提案書をつくったりお礼の手紙を書いたりして、話す以外のアプローチをしていきます。
あなたの真摯さと情熱にココロを打たれる人は必ずいます。そうしたクライアントを見つけて役に立つことをしていけば、契約を取るのも夢ではありません。
話し下手でもできる営業のアプローチは、いくらでもあります。
苦手があるのが「悪い」のではありません。それは、あってもいいです。
仕事上、苦手があると支障が出てしまいますから、その場合はまず自覚すること。次に苦手を消すのではなく、それを帳消しにする方法を考えて実践していくこと。
この2つを意識すると、いつの間にか苦手を克服することになります。ときに苦手は人を強くします。
(朝の独り言⭐)
今日は、お昼から収録でした。長時間でしたが、いい感じだと思います。明日も打ち合わせなどありますが、体調万全に頑張りたく思います。