2017.9.23.

話を盛る人は、サービス精神にあふれている、、、

「この間、こんな大きな魚を釣りましてね」「私が声をかけたら、100人集まりましたよ」「私のところに来て、問題が解決しなかった人はいませんよ」……

自分がしたこと、していることをかなりオーバーに話す人がいます。いわゆる「話を盛る人」です。もしかしたら、あなたもその1人かもしれません。

本人は、場を盛り上げるつもりでけっこう真面目に話しています。サービス精神があふれているだけで、そこに他意はありません。

「本当なのかな……」
周りの人も、半信半疑で聞いているしかありません。話半分にして聞いているのが、正解です。

話を盛る人が言っているのは、他愛ないことです。実害はないですが、頻繁すぎると「狼少年」になりかねません。

大切なことを真面目に言っているのに、「冗談がうまいですね」と、周りの人が取り合ってくれなくなります。話を盛る頻度と、自分に対する信用は、確実に反比例していきます。

サービス精神旺盛ゆえに、話を盛るのをやめるのは、本人にとって苦痛です。やめれば、目に見えて元気がなくなります。

こういう人は、自分のことではなく他人の話を盛るようにすると、喜ぶ人が出てきます。

たとえば、職場でストイックに仕事をしている人のことを「この人は大変な子煩悩です。教育熱心なんですよ」と、多少脚色します。

ただ子どもをかわいがっているだけだとしても、言われたほうも悪い気はしません。

あるいは本を読むのが好きな人を「この人は読書家で、月に50冊読むそうですよ」と言えば、周りのその人を見る目が変わります。

本人は恐縮していても、満更でもありません。

たとえ月に30冊しか読んでいないとしても、「それは違う!」と怒ることはないはずです。

むしろ「月に50冊を読んでみようかな」と、モチベーションにすることもあり得ます。

自分ではなく周りの人のいいところをうまく紹介していく――。

そうすると、話を盛ってもその場にいるすべての人に喜んでもらえます。

(朝の独り言☆)
今日は、大学の先輩と25年振り偶然に会いました。懐かしいと共に、年を重ねてもあまり時間を感じないものです。明日は、セミナーです。しっかり行いたいと思います。