人が、持っている以上の力を出すときは、自分のために頑張っているときではありません。自分以外の人のために頑張っているときです。
誰かのために頑張る――。これは、決しておかしなことではありません。人間はそういう利他的な生き物なのです。
『走れメロス』では、友人のために頑張る人間が描かれています。主人公メロスは、妹の結婚式に出るために処刑されるまで3日間の猶予をもらいました。その間、友人セリヌンティウスが人質として身柄を拘束されます。もし戻って来なければ、メロスの代わりに友人が処刑されてしまいます。
結婚式出席後、メロスは自分だけ逃げ延びることもできましたが、処刑されるために戻ってきます。途中、いくつかの困難に遭いながらも、走り続けます。自分を信じて待っていてくれる友人のために――。
なんとかギリギリ間に合い、お互いを思い合う2人の姿に感動した王様は、メロスを無罪放免にします。友人のために頑張ったことで、メロスは自分自身を救いました。
現実はつくり話のようにうまくいかない――。そう思う人はいるかもしれませんが、これと同じようなキレイゴトは、至るところで起こっています。あなた自身も体験したことがあるはずです。もしかしたら、気づかぬうちに自分でも実践しているかもしれません。
分かりやすい例で言うと、お客様に喜んでもらおうとして、あなたを含めて、多くの人が一生懸命頑張っています。今日も誰かが、お客様のために、よりいい商品、より快適なサービスを提供してくれています。
「もっといいものをつくろう」「もっと便利にしよう」「もっとカンタンな仕組みにしよう」
ひと手間かけたり、創意工夫をしたりして、お客様のために行動しています。そういうことをしたからと言って、給料が劇的に上がるわけではありません。
そもそも、やるほうはそんなことは気にしてもいません。ただただ「お客様に喜んでもらいたい」という一心で、行動しています。お客様のためだから頑張れるし、たとえ疲れていてもエネルギーが内から湧いてきます。
もし自分のためだったら、ひと手間かけることも創意工夫することもないかもしれません。誰かのためだから、人は頑張れます。誰かに喜んでもらいたいから、エネルギーが自然と湧いてくるのです。
(朝の独り言☆)
今日は、朝から一日手術でした。実は、あと一人これから手術ですが、投稿が遅くなりそうでしたので、先にすることに。手術は、全て完璧です。手術の合間には、北原さんとの対談を含めた本の原稿の校正をしました。毎日、忙しくとても充実しています。『走れメロス』では、友人のために頑張る人間が描かれています。主人公メロスは、妹の結婚式に出るために処刑されるまで3日間の猶予をもらいました。その間、友人セリヌンティウスが人質として身柄を拘束されます。もし戻って来なければ、メロスの代わりに友人が処刑されてしまいます。
結婚式出席後、メロスは自分だけ逃げ延びることもできましたが、処刑されるために戻ってきます。途中、いくつかの困難に遭いながらも、走り続けます。自分を信じて待っていてくれる友人のために――。
なんとかギリギリ間に合い、お互いを思い合う2人の姿に感動した王様は、メロスを無罪放免にします。友人のために頑張ったことで、メロスは自分自身を救いました。
現実はつくり話のようにうまくいかない――。そう思う人はいるかもしれませんが、これと同じようなキレイゴトは、至るところで起こっています。あなた自身も体験したことがあるはずです。もしかしたら、気づかぬうちに自分でも実践しているかもしれません。
分かりやすい例で言うと、お客様に喜んでもらおうとして、あなたを含めて、多くの人が一生懸命頑張っています。今日も誰かが、お客様のために、よりいい商品、より快適なサービスを提供してくれています。
「もっといいものをつくろう」「もっと便利にしよう」「もっとカンタンな仕組みにしよう」
ひと手間かけたり、創意工夫をしたりして、お客様のために行動しています。そういうことをしたからと言って、給料が劇的に上がるわけではありません。
そもそも、やるほうはそんなことは気にしてもいません。ただただ「お客様に喜んでもらいたい」という一心で、行動しています。お客様のためだから頑張れるし、たとえ疲れていてもエネルギーが内から湧いてきます。
もし自分のためだったら、ひと手間かけることも創意工夫することもないかもしれません。誰かのためだから、人は頑張れます。誰かに喜んでもらいたいから、エネルギーが自然と湧いてくるのです。
(朝の独り言☆)
今日は、朝から一日手術でした。実は、あと一人これから手術ですが、投稿が遅くなりそうでしたので、先にすることに。手術は、全て完璧です。手術の合間には、北原さんとの対談を含めた本の原稿の校正をしました。毎日、忙しくとても充実しています。