2019.2.12.

課題は、永遠に続く、、、

人生は常に通過点。誰もが終わりのない人生を生きています。

確かに長期のプロジェクトや1つ1つの案件には、終わりがあります。「終わりがない」と聞くと違和感があるように感じるかもしれませんが、子細に見ていくと、それは契約期間が終了しただけのこと。

あなたが取り組んだ仕事は、ずっと残ります。評判がよければ、そこから新たな動きが始まることも考えられます。続けて展開したり、リニューアルしたりすることも大いにあり得ます。

そう、1つの仕事の終わりは、次の新しい何かの始まり――。やはり終わりはありません。

終わりとは、始まり。またさらによくしていくためのステップ。あるいは新しい何かにつながっていくもの。

目の前の1つの案件を完遂したからと言って、「やっと終わった。もうこれをやらなくてもいい」とゼロにしてしまっては、もったいなさすぎます。それでは何も次につながりません。

「もう十分やった」「やることがなくなった」「これですべてを知り尽くした」……

そう思うとすれば、自分自身に探求心がないことを露呈しています。何かを完遂しても、パーフェクトなどありません。

「もっとこうしたほうがよかった」「こういう手もあったな」「今度やるときはここを変えよう」……
やってきたことを振り返れば、改善すべきところがたくさん見えてきます。それは、次までの課題。

課題が出てくるのですから、「終わった」などと言えません。その課題をクリアしても、やはりまた新たな課題が次から次へと発生します。

どんなに一生懸命やったとしても、決して終わりはありません。課題は、永遠に続きます。

どんなことも通過点。それは、仕事のみならず、すべてのことに共通します。

あなたは今日、何かを完遂しても次につなげましたか。改善すべきところが見つかりますか?