人の行く 裏に道あり 花の山
これは、投資の世界で使われているフレーズです。人とは違うことをする、異なったやり方をするとうまくいくことを表現したものです。
要は、逆張りです。もしかしたら、あなたもその1人かもしれません。
逆張りすれば、必ずうまくいくかどうかは、なんとも言えないところです。「相場の神さま」と言われる人でも、逆張りして成功するかどうかは分かりません。
少なくとも言えることは、逆張りしてうまくいった人がいたことです。その人がどれだけ儲かった、あるいはソンしたのかは、おそらく誰も把握していません。
逆張りは、うまくいったときは儲けが大きくなります。莫大な利益を手にすることもあります。
反対に、うまくいかないときは、損失がふくれ上がります。早めに損切りしないと、被害が広がってしまいます。
成功と失敗のどちらの可能性もある……。それが、逆張りです。
その意味では、逆張りする人は、リスクをとるのが好きな人です。リスクをとれる人だけが、その生き方を追求すべきです。万人に当てはまる生き方ではありません。
人の行かない道をあえて進むのですから、逆張りは孤独です。それに耐えられる人だけが、追求すべきです。
いつうまくいくのか分からないから、逆張りは不安です。それを乗り越えられる人だけが、選択すべきです。
確率的に言えば、うまくいくよりもうまくいかないほうが大きいです。それは、逆張りの持つ宿命です。
それなのになぜうまくいった人がいるのかと言うと、理由はシンプルです。それは、続けたからです。
孤独や不安をものともせずに、人が行かない道をトコトン突き進んだ人だけが、逆張りしてもうまくいきます。
うまくいくまで、誰も通らない道を行ったから、結果がついてきました。
もしあなたが孤独や不安を恐れずに、誰も行かない道をトコトン突き進めるのであれば、逆張りするのもアリです。そうでなければ、逆張りを避けたほうが賢明です。
(朝の独り言☆)
いよいよ明日は、熊本講演です。大学の同級生や県外からの仲間も参加してくれています。会場で、参加者とお会いするのが楽しみです。