2020.6.9.

進むのに苦労する道を選ぶ、、、

 あなたの目の前には、「Y」の字のように分かれた道が2つあります。どちらを行っても、最終的に目指すゴールには通じているようですが、経路はだいぶ異なります。
 1つは、キレイに舗装された、割と平坦な道。こちらを行ったほうが、早くかつ確実にたどり着けそうです。
 もう1つは、デコボコとしていて高低差が激しい、見るからに歩きにくそうな道。こちらを行くと必要以上に体力を消耗して、かなり時間がかかってしまうようです。
 この2つの道のように、どちらか1つを選ばなければならないという場面は、人生では割とよくあります。このとき「行きやすいほう」を選ぼうとするのは、多くの人に共通することです。例に挙げた2つで言えば、キレイに舗装された、平坦な道です。
 こういう道を選択した人が、その後、人生でうまくいっているかと言えば、案外、分からないものです。
うまくいっている人もいれば、そうでない人もいます。「行きやすい道を進むから、人生がうまくいく」という単純な話ではありません。
 1つ言えることは、行きやすい道を行くのは、成長の機会を持てないこと。なんの苦労もなく進めるから、自分で知識・スキル・経験を身につけようと思うことも少なく、ラクをする人生を歩みがちです。
長い人生においては、そうしたラクな道ばかりではなく、デコボコとした高低差の激しい道に出てしまうこともあります。
こうなると、それまで知識・スキル・経験を身につけてこなかったことが大きなハンディとなってきます。たちまち難儀して遭難したりしてしまいます。行きやすい道ばかり選ぶ人には、こんな結末が待っています。
 一方、デコボコした高低差が激しい道を行く人は、日ごろから知識・スキル・経験を身につけないと進めない道を選んだ人です。
体力をつけなければ前に進めないので、目的地にたどり着くために自分自身を大いにレベルアップさせようとします。
最初のうちは進むのに苦労しますが、自分自身の実力がつくと、途中からスイスイ進めるようになり、意外と早くゴールにたどり着きます。
人生においても、後半からうまくいくことが多いものです。言うなれば、大器晩成タイプ。往々にしてこちらのほうが、うまくいく人生を歩むことが多いものです。
 進むのにラクな道。進むのに苦労する道。どちらを選ぶのも自由。どちらを選ぶかで自分の成長度合いが大きく変わってしまうのは、言うまでもないことです。