2016.6.7.

1つのことを考え続ける・・・

新商品のアイデアや新規事業のプランなど、次に何をすべきなのか、あるいはどうすべきなのかは、ちょっと考えたくらいで答えが出るものではありません。考えるのは、案外難しいものです。
ちゃんと考えようと思って、静かな場所で集中しても、名案が浮かんでくるとは限りません。当たり前ですが、24時間そのことだけを考えたとしてもいい案が浮かんでくることはないです。かけた時間の長さと、名案・いいアイデアの数は比例しません。
データを集める。過去の傾向を調べる。グループインタビューをする。そういう作業はあってもいいですが、やりすぎると先入観にとらわれて、かえって自由な発想ができなくなります。いいアイデアや名案がなかなか出てこないのは、知識や経験が不足しているからではありません。実は、「考えるフォーマット」をつくっていないからです。
フォーマットと言っても、ただ考え続けるだけです。「何ソレ?」とガッカリする人もいるかもしれませんが、詳しく聞けば、案外多くの人がやっていないことに気づくはずです。そのポイントは、「そのことだけを考え続けない」ことにあります。
考え続けると言いながら、「考え続けるな」では矛盾している――。そう反論したくなる気持ちは分かりますが、決して矛盾ではありません。少し説明します。
長時間考え続けても、煮詰まるだけですから、まずは1時間なら1時間、30分なら30分と、集中して思考する時間を決めます。このときアタマの真ん中にその考えるべきことを置きます。もしいいアイデア・名案が出たら、そこで思考は終了します。何も思い浮かばなかったら、時間が来たら、キッパリと考えるのをやめます。
そもそも仕事やプライベートでほかにやるべきことがたくさんあるのですから、その考える時間以外は大事なことに取り組みます。ただし、アタマの片隅にだけそのテーマを置いておきます。集中して考える時間以外では、通勤帰宅のときや散歩・ジョギング中、入浴中などに、アタマの真ん中に置いて考えます。ここで何も浮かばなくても、構いません。
翌日も決めた時間は、じっくり考える。何も浮かばずに制限時間が来たら、キッパリやめて、やるべきことをやる。そして余った時間であれこれ考えていく。
これを1週間とか10日、1カ月続けていくと、ある日突然、「コレだ!」という名案・いいアイデアが思い浮かびます。それは、フォーマットに従って1つのことをずっと考え続けてきたからこそできたことです。
フォーマットとは、要はメリハリをつけることです。考えるテーマをアタマの真ん中に置いたり、片隅に置いたりする。それでいて、いつもそのテーマはアタマの中にある。このフォーマットをつくっている人は、しっかりと考えてアイデア・名案を思いつきます。
(朝の独り言☆)
今日は、人間ドックでした。今日は、簡単な結果の説明でしたが、完璧でした。脳のシワは増えていて、賢く・・・(笑)その後は、診療でした。皆さん、今週発売の新刊、是非お読みください。今回の本は、潜在意識に関する本で一番良い本だと思います。セミナー参加される方は、さらに講演からその内容を深めて欲しいと思います。データを集める。過去の傾向を調べる。グループインタビューをする。そういう作業はあってもいいですが、やりすぎると先入観にとらわれて、かえって自由な発想ができなくなります。いいアイデアや名案がなかなか出てこないのは、知識や経験が不足しているからではありません。実は、「考えるフォーマット」をつくっていないからです。
フォーマットと言っても、ただ考え続けるだけです。「何ソレ?」とガッカリする人もいるかもしれませんが、詳しく聞けば、案外多くの人がやっていないことに気づくはずです。そのポイントは、「そのことだけを考え続けない」ことにあります。
考え続けると言いながら、「考え続けるな」では矛盾している――。そう反論したくなる気持ちは分かりますが、決して矛盾ではありません。少し説明します。
長時間考え続けても、煮詰まるだけですから、まずは1時間なら1時間、30分なら30分と、集中して思考する時間を決めます。このときアタマの真ん中にその考えるべきことを置きます。もしいいアイデア・名案が出たら、そこで思考は終了します。何も思い浮かばなかったら、時間が来たら、キッパリと考えるのをやめます。
そもそも仕事やプライベートでほかにやるべきことがたくさんあるのですから、その考える時間以外は大事なことに取り組みます。ただし、アタマの片隅にだけそのテーマを置いておきます。集中して考える時間以外では、通勤帰宅のときや散歩・ジョギング中、入浴中などに、アタマの真ん中に置いて考えます。ここで何も浮かばなくても、構いません。
翌日も決めた時間は、じっくり考える。何も浮かばずに制限時間が来たら、キッパリやめて、やるべきことをやる。そして余った時間であれこれ考えていく。
これを1週間とか10日、1カ月続けていくと、ある日突然、「コレだ!」という名案・いいアイデアが思い浮かびます。それは、フォーマットに従って1つのことをずっと考え続けてきたからこそできたことです。
フォーマットとは、要はメリハリをつけることです。考えるテーマをアタマの真ん中に置いたり、片隅に置いたりする。それでいて、いつもそのテーマはアタマの中にある。このフォーマットをつくっている人は、しっかりと考えてアイデア・名案を思いつきます。
(朝の独り言☆)
今日は、人間ドックでした。今日は、簡単な結果の説明でしたが、完璧でした。脳のシワは増えていて、賢く・・・(笑)その後は、診療でした。皆さん、今週発売の新刊、是非お読みください。今回の本は、潜在意識に関する本で一番良い本だと思います。セミナー参加される方は、さらに講演からその内容を深めて欲しいと思います。