「もう返事が来た」「動きが速いね」「よくそんな時間があるな」……
何かをお願いしたり相談を持ちかけたりしたときに、想定以上に速くリアクションをする人がいます。しかもたいてい好ましい返事が返ってきます。
そういうレスポンスが速い人は、ほぼ例外なく多忙を極める人です。「寸暇を惜しんで」と言ったら大げさですが、自由になるごくわずかな時間を惜しみなく使って、できるだけ多くの人とコミュニケーションしようとしています。
レスポンスが速いのには、理由があります。それは、「ペンディングをなくす」ためです。
その人に問い合わせやオファーが殺到するのは、「忙しい」からではありません。その人にしか答えられないこと、できないことが多いから、必然的に問い合わせやオファーが殺到しただけのことです。
ほかにできる人がいるのであれば、その人に集中することはありません。「ほかに代わりがいない」というのは、歴然たる事実です。本人もそのことがよく分かっているからこそ、いろいろな人の問い合わせやオファーに応えようとします。
とは言っても、1人でそのすべてに対応するのには、限界があります。自分自身の負担を少しでも減らすために、速くレスポンスをしているにすぎません。言わば、自己防衛です。
ちょっとでもレスポンスをためらっていると、その間にも問い合わせやオファーがたまっていきます。現実問題として、ためらってペンディングにしているヒマもありません。
YES、NOはもちろん、ちょっとした回答さえも、数秒あればできてしまいますが、最初からそのようにできるわけではありません。悩んだり考えたりしたこともあります。
その間にも、ドンドン問い合わせやオファーが来るので、千本ノックのように片っ端からレスポンスしていくうちに、いつの間にかどんなことにもすぐに対応できるようになっていったのです。
レスポンスを速くするのは、必ずしも待っている相手のためではありません(もちろん、相手を気遣っています)。それは、自分のためです。必要に迫られて、レスポンスが速くなっていったのは、多くの人が気づかないでいることです。
(朝の独り言☆)
今日は、沖縄の患者様が来院しました。全体を治療していますが、今日は理想的な仮歯が入りました。患者様も信じられないくらい綺麗と喜んで頂けて、とても嬉しく思います。
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