2021.10.12.

「超」敏感になる、、、

どんなことにも当てはまりますが、その道の達人は、「超」敏感です。一般の人が到底識別できない微妙な違いをカンタンに感じ取ることができます。

「なんでこんなことが分かるんですか?」

多くの人は、その敏感さに驚きを隠しませんが、その道の達人には「朝飯前」です。なぜならその違いは天と地ほども離れているだから……。

たとえば、一流のアスリートであれば、自分自身のコンディションの微妙な違いをハッキリ認識できます。昨日と今日とでカラダのどこがどう違うのかを「右の肩甲骨のつけ根1ミリくらいのところに違和感がある」と言葉で表現できるし、場所も特定できます。

一般の人が「このへんが痛い」「いつもとちょっと違う」と、あいまいな言い方しかできないのに比べたら、大違いです。

その道の達人が超敏感なのは、五感が研ぎ澄まされているから。逆に言うと、五感が研ぎ澄まされて超敏感でなければ、達人にはなれないということです。

誤解してほしくないのは、超敏感は神経質とは違うこと。神経質とは、ものごとをやたらと気にすること。

周りの状況がふだんとちょっとでも違っていると、それを必要以上に気にしてしまいます。本来ならスルーしてもいいことまで気にして、かえってとらわれてしまいます。

その状態ではものごとに集中して取り組むことができないので、極めるまでには至りません。五感も研ぎ澄まされず、そこそこうまい人で終わります。
超敏感は、繊細とも異なります。

繊細は、傷つきやすかったり壊れやすかったりすることであり、五感が研ぎ澄まされているとは言えません。

集中して取り組むことはできますが、うまくいかないと納得できず、自分を責めたり、誰かのせいにしたりして、極めることを放棄してしまいます。

思うようにならないと、真っ先に逃げ出してしまうのが、このタイプです。
その道の達人になれるのは、超敏感な人だけです。五感が研ぎ澄まされているから、ほんのちょっとの違いも見逃しません。

1つ言えるのは、神経質だったり繊細だったりする人の中には、達人がいないこと。

そういう人が自分自身を「達人」と称していたら、眉に唾したほうがいいです。超敏感な人だけが、その道を極めて、達人になることができます。

(朝の独り言☆)
人の幸福を構成するものには、5つの要素があると考えます。1.仕事の幸福 2.人間関係の幸福 3.経済的な幸福 4.身体的な幸福 5.地域社会の幸福 です。意外に幸福のバランスがとれていなくて魂で満足できていない人が多いように思います。確かにバランスはとても難しいかもしれませんが、時間は有限です。だからこそ、一人で全てをするのではなく、素晴らしいパワーパートナーと共にバランスを取ることをおすすめします。