「できない」と「できる」――。どちらのほうがたくさんあったほうがいいかと問われたら、間違いなく後者です。
できると、トクすることはたくさんあります。反対に、できないままでいてトクすることは１つもありません。
今はまだ「できない」としても、一生懸命練習すれば、いつの日か「できる」ようになります。やる気になれば、たいていのことはできるようになるものです。
誰にとってもすべてのことができるようになるのは、不可能です。またその必要もありません。
自分ができないことは、できる人にやってもらう。誰かができないことは、できる自分が代わりにやる――。これは、アダム・スミスの言う「交換性向」です。
それでも、できることがたくさんあったほうが、自分自身の可能性が広がります。同時に、ほかの人との差別化にもなります。
人がなかなか「できない」ことが「できる」ようになると、重宝されます。活躍の場が広がっていきます。
何ができるのかを見極めながら、１つずつでもそれを増やしていく――。それは、人生戦略そのものです。
できることを増やしていくのは、自分の強みをつくることです。自分自身の可能性を広げることであり、人生戦略を確かなものにしていきます。この「できる」ことには、条件があります。
それは、「人の役に立つ」「人に喜ばれる」です。あなたのできることが、人の役に立ったり、人を喜ばせたりするようになると、重宝されます。活躍の場がドンドン広がっていきます。
自分の役に立つだけだったり、自分１人だけが喜んだりすることが上手にできたとしても、引く手あまたにはなりません。ほかの人にはなかなかできないことであっても、「スゴイね」と、感心されるだけで終わってしまいます。
人の役に立ったり、人を喜ばせたりすることがたくさんできるようになるから、引く手あまたになります。誰もが、そういうものをたくさん増やしていくべきです。それは、「あなただけの強み」です。
（朝の独り言⭐︎）
今日は、色々と忙しい一日でした。
今、診療が終わりました。明日からは、沖縄から患者様が来院。しっかり、対応したく思います。
