2016.2.15.

どんな問題も自分ごととしてとらえる・・・

大規模なリストラがあった。財テクに失敗した。不祥事が発覚した……。
同業他社やまったく業種が違うものの同じ規模の会社で大きな問題が起こるのは、大いにあり得る話です。こういうときはついこう思ってしまいます。
「大変だなぁ」「うちでなくてよかった」「気の毒だなぁ」……
自分とは異なる遠い世界の出来事としてとらえる人は、少なくありません。また自分には無縁のこととし、すぐに関心をなくしてしまいます。
確かに、自分にとって直接的な関係はありません。対岸の火事と見なすことは分からないでもないですが、もったいないことではあります。
何よりそれらは、カタチを変えて、いつなんどき自分の身の上に起こるか分からないことです。「明日はわが身」とまでは言いませんが、「関係ない」と無関心を決め込むのも得策ではありません。
自分とはまったく関係ないところで起こった出来事は、よかれ悪しかれ、すべてがケーススタディです。当事者ではないながらも、「自分ごと」として積極的に事態の推移を注視していくといいです。
直接の原因は何だったのか。なぜ問題になるまで放置していたのか。どこでどう対応を誤ったのか。そうしたことを自分なりに分析していきます。
今すぐにすべきことは何なのか。どういう打開策をとればいいのか。問題を収束させたのちに、どんな抜本的な対策を打ち出すべきなのか。自分の知識と経験をもとにして、考えていきます(もちろん、対外的に発表する必要はありません)。
自分が直接行動するわけではありませんから、自分の考えたことがどういう結果をもたらすかは本当のところは分かりません。それでも現実に問題に向き合っている人たちの対策と引き合わせると、どんな答えが適切なのかはおぼろげながら分かってきます。
それは、自分自身にとっての格好のトレーニングです。当事者ではないながらも、経験したことがないことを疑似体験する一種のOJTになり得ます。
そういうトレーニングをしていれば、幸か不幸か、実際に問題の当事者になったときに、事態にテキパキと対応できます。「こういうときはこうすればいいんだ」と、慌てることなく冷静に考え、俊敏に行動できるようになります。何しろすでに経験済みで、初めての出来事ではないのですから……。
問題を自分ごととしてとらえることができれば、どんなことも「学び」にできます。学んだことを活かして、成長することができます。「自分ごと」としてとらえれば、すべてが学びの対象になっていきます。
(朝の独り言☆)
今日は、一日診療でした。地元コミニティー誌に掲載される記事の校正や4月発売の文庫本の原稿校正など、診療の合間に行いました。話しは変わりますが、帯広は寒いです。マイナスですから・・・。早く温かくなって欲しいですね。先日の取材の時の写真を頂きました。自分とは異なる遠い世界の出来事としてとらえる人は、少なくありません。また自分には無縁のこととし、すぐに関心をなくしてしまいます。
確かに、自分にとって直接的な関係はありません。対岸の火事と見なすことは分からないでもないですが、もったいないことではあります。
何よりそれらは、カタチを変えて、いつなんどき自分の身の上に起こるか分からないことです。「明日はわが身」とまでは言いませんが、「関係ない」と無関心を決め込むのも得策ではありません。
自分とはまったく関係ないところで起こった出来事は、よかれ悪しかれ、すべてがケーススタディです。当事者ではないながらも、「自分ごと」として積極的に事態の推移を注視していくといいです。
直接の原因は何だったのか。なぜ問題になるまで放置していたのか。どこでどう対応を誤ったのか。そうしたことを自分なりに分析していきます。
今すぐにすべきことは何なのか。どういう打開策をとればいいのか。問題を収束させたのちに、どんな抜本的な対策を打ち出すべきなのか。自分の知識と経験をもとにして、考えていきます(もちろん、対外的に発表する必要はありません)。
自分が直接行動するわけではありませんから、自分の考えたことがどういう結果をもたらすかは本当のところは分かりません。それでも現実に問題に向き合っている人たちの対策と引き合わせると、どんな答えが適切なのかはおぼろげながら分かってきます。
それは、自分自身にとっての格好のトレーニングです。当事者ではないながらも、経験したことがないことを疑似体験する一種のOJTになり得ます。
そういうトレーニングをしていれば、幸か不幸か、実際に問題の当事者になったときに、事態にテキパキと対応できます。「こういうときはこうすればいいんだ」と、慌てることなく冷静に考え、俊敏に行動できるようになります。何しろすでに経験済みで、初めての出来事ではないのですから……。
問題を自分ごととしてとらえることができれば、どんなことも「学び」にできます。学んだことを活かして、成長することができます。「自分ごと」としてとらえれば、すべてが学びの対象になっていきます。
(朝の独り言☆)
今日は、一日診療でした。地元コミニティー誌に掲載される記事の校正や4月発売の文庫本の原稿校正など、診療の合間に行いました。話しは変わりますが、帯広は寒いです。マイナスですから・・・。早く温かくなって欲しいですね。先日の取材の時の写真を頂きました。