「たまには夫婦水入らずのんびりするのもいいかも」「夏休みはどこかへ行ってのんびりしたい」「週末は家でのんびりしていよう」……
慌ただしい毎日を送っていると、ついのんびりしたくなるものです。のんびりするのは、悪いことではありません。忙しくしている人ほど、積極的にするべきです。
のんびりとは、小休止です。やるべきことにしっかりテンポよくスピーディーに取り組んでいる人が、しばしリラックス&リフレッシュするためにあります。
それ以上でもそれ以下でもありません。
その意味では、毎日ハードワークをこなしている人がたまにするのが、のんびりです。
そういう人がのんびりしなければ、ストレスや疲労を蓄積してしまいますから、取り返しがつかないことになりかねません。
もし今、あなたが「のんびりしたい」と思っているとしたら、オーバーワークになっている証拠です。それは、ココロのSOSです。
多少の疲れがあるとしても、まだ体力も残っているし、カラダは持ちこたえられそうです。
やらなければいけないことが山ほどあるから、「ここで休むわけにはいかない」と、アタマで判断してしまいます。
しかしながら、ココロは正直です。「のんびりしたい」という警告を出しています。そのココロの声に従ったほうがいいのは自明の理です。
ふだんハードワークに勤しんでいるあなただからこそ、たまにのんびりしなければなりません。
戦略的、または計画的にリラックス&リフレッシュしていきます。
もっとも、のんびりはいつでもしていいものではありません。たまにするからリラックス&リフレッシュできるのであって、いつもしているのではただ「だらけている」だけです。怠惰、あるいは行動不足と同じです。
「私は何ごともテンポよくスピーディーに取り組めるようなタイプではない」
そういう人は、ものごとを慌てずにゆっくりやっていけばいいのです。
混同されがちですが、ゆっくりとのんびりは違います。ゆっくりでも全力で取り組んでいけば、時間はかかっても成果を出すことができます。
ゆっくり取り組む人も、全力を出せばストレスも疲労もたまります。たまにはのんびりしたほうがいいのは、言うまでもありません。
(朝の独り言☆)
今日は、ワインの贈り方についても書いています。是非、投稿をお読み下さい。週末は、熊本講演です。久しぶりの熊本、参加者の方とお会いするのが、楽しみです。是非、お会いに来て下さい。