2019.2.8.

ココロの強さを身につける、、、

強くなりたい……。そう思う人は、多いかもしれません。
強い人と弱い人――。どちらのほうが自分の思うとおりに生きられるのかと言えば、それは前者です。

強さに憧れるのは、自然な感情です。弱さに憧れる人がいないのを見ても、それは明らかです。

ひと口に「強くなる」と言っても、かなり難しいことです。また強さとは何かを理解していなければ、夢物語に終わります。

強くなるとは、肉体的に頑健になることではありません。丈夫であるに越したことはないですが、必ずしも必要条件でもないです。

強さとは、カラダのことを指し示すと思われがちです。それは完全な間違いではないのですが、ちょっとピントが外れています。同じように、アタマの強さを指し示すものでもありません。

強さとは、ココロのこと。ココロが強い人が、本当に強い人です。

ココロが強くなければ、どんなに頑健で丈夫であっても、解決が難しい問題に直面すると、逃げたりあきらめたりしてしまいます。ココロが強ければ、火の中、水の中に飛び込んででも問題を解決していきます。

ココロが強くなければ、どんなにIQが高く博学であっても、解決が難しい問題に直面すると、机上の空論を掲げたり、あれこれ言うだけで行動に二の足を踏んだりしがちです。

ココロが強ければ、言ったことはすぐに実行し、解決するまでトコトン取り組んでいきます。

ココロの強さとは、自分が「正しい」「やるべきだ」と思ったことはどんな状況であろうとも、最後までやり続けること。これを身につけるのは、口で言うほどカンタンではありません。

周囲の同調圧力や逆境に遭うと、自分を曲げてしまう人は少なくありません。そういう人は、ココロの強さを身につけていないから、カンタンに周囲に同調したり逆境から逃げ出したりしてしまいます。

強くなりたい――。そう思うのであれば、何よりもココロを強くすること。身につければ自分の思うとおりに生きられるし、どんな困難をも乗り越えられます。