2017.10.6.

マメに連絡する、、、

「あの人がいいんじゃないか」「彼が適任だよ」「彼女しかない」……

ある任務を誰かに任せようとするとき、あるいはある仕事をオファーしようとするとき、適任者を各方面から探して、ふるいにかけて最後は「この人だ」と思う人に決めていきます。

あなた自身、そんなふうに選ぶほう、また選ばれるほうの両方を経験したかもしれません。

このとき決め手となるのは、必ずしも能力ではありません。別に「能力が必要ない」と言っているのではないです。

候補に挙がるのは、能力的にはそれほど差がない人たちばかりです。甲乙つけがたいので、よほど突出しているのでなければ、決め手にはなり得ません(本当に突出していれば、いの一番にリストアップされるものです)。

その中で「彼女がいい」「やっぱり彼だよ」と選ばれる人と、そうでない人には、明確な違いがあります。それは、「マメさ」です。

マメであるか、そうでないか――。これは、多くの人が考えている以上に、人生においては大きな差を生むことになります。

何かを依頼したとき、それが大きな案件であればあるほど、オファーしたほうは進捗状況が気になるものです。

依頼した人を信頼しているのですから、自ら「あれはどうなっているかな?」「これはちゃんとやってくれているだろうか?」と、いちいち問い合わせるのは気が引けます。

任せた以上、そんな干渉するようなマネはしたくありません。また相手に「自分のことは信頼してくれていないのかな?」と疑心暗鬼を生むような行動を慎むようにします。

こういうときは依頼されたほうが求められていなくても、「今はこうなっています」「懸案事項はこのようにクリアしました」と、積極的に報告していきます。

別に長文の報告書を書くような手間をかけることはありません。現場の状況を写真に撮って、ひと言コメントするだけで十分です。

そういうマメな報告があると、依頼するほうは安心します。「この人にしてよかった」と、完成しないうちから思うようになります。

誰もがしているわけではないからこそ、マメに連絡することでその他大勢の人と差をつけることができます。それは、選ばれる大きな理由になり得ます。

(朝の独り言☆)
先ほどまで、11月中旬発売の本のカバーや見出しなどの打ち合わせをしていました。
ビジネス書になります。かなりインパクトあるタイトル、見出しになります。この段階の打ち合わせは、ワクワクします。