2018.3.11.

人生に別れ道はない、、、

「あのとき別の選択をしていれば……」

人生において、選択肢は数限りなくあります。また選択しなければならない場面は、無数に訪れます。

もしかしたら今この瞬間にも「どっちを選ぼうか」あるいは「やるかやらないか」迷っている人もいるかもしれません。

どちらを選択するかによって、結果が大きく変わってしまうことはあり得ることです。「成功したい」「失敗したくない」と思うからこそ、迷ってしまいます。また選ぶことに慎重になります。

あえて言いますが、どちらを選んでも同じです。Aを選ぼうがBにしようが、あるいはYESでもNOでも、結果は大して変わりません。こう言うと、困惑する人もいそうですが……。

そもそも選択すること自体には、それほどの意味はありません。何を選んでもいいし、やらないと決めたとしても、それはそれでアリです。紆余曲折はありますが、何を選んでも、必ず結果を得ることはできます。

従って、どちらにするかという選択に迷う必要はありません。どちらを選んだとしても、行こうと思っているところにたどり着けます。

違いがあるとすれば、早く進むか、時間がかかるかというタイムラグだけです。

もっともこのことは、すべての人に当てはまるわけではありません。条件に該当するのは、自分の中に「これだけはやりたい」という大義やきちんとした目的がある人です。

自分の中にしっかりしたものがあれば、それに沿うことだけをするようになります。大義や目的に沿うものはする。沿わないものはしない。選択の基準が極めてシンプルになります。選択に悩んだり迷ったりすることもなくなります。

大義や目的に沿ったことを選択しても、すぐに効果が出るものではありません。ときには選んだほうを行くことで遠回りになることもあります。

それでも「あのとき別の選択をしていれば……」と後悔することがなくなります。

時間がかかったとしても、その選択自体が行きたいところにたどり着く道なのですから……。

大義や目的を持っている人にとっては、人生の別れ道はありません。

もし人生に別れ道があるとすれば、そういうものがまったくない人だけです。

大義や目的を持っていれば、何を選んだとしても、最終的には行こうと思っているところにたどり着きます。

(朝の独り言
4月10日PHPから発売される新刊のカバーが完成しました。今までの本の中でも、かなり拘りの完成です。だからこそ、多くの方に読んで欲しいと思います。宜しくお願い致します。