やりたいことを始めようとするとき、いいほうに出ることもあれば、よくないほうに出ることもあります。それは、やってみてからでないと分からないものです。
あなたがそのやりたいことをトコトンやろうとすれば、周りもその影響を少なからず受けます。それまで和気あいあいとしていた環境に波風が立つようになったり、「いい迷惑だよ」と露骨に文句を言ったりすることもあります。
何かを始めたことが自分１人の問題にとどまらず、周囲に影響を与えてしまう……。それは避けようとしても、できることではありません。
「誰かに迷惑をかけたくない……」
あなたは本当にそう思っています。その気持ちを理解してくれる人もいますが、そうでない人もいます。「まったく余計なことをして……」と、快く思わない人はたくさんいます。
もしあなたが周りに迷惑をかけたくないばかりに、やりたいことを「やめる」という決断を下すとしたら、間違っています。誰かのために、自分のやりたいことをやめていい理由などありません。
やりたいことを貫こうとしたら、周りとの軋轢を生むものです。それは、最初に通過しなければならないこと。
別に納得してもらおうと、１人１人に説明することまでする必要はないです。やるべきことがあるとすれば、トコトンやっている姿を見せること。あなた自身の本気度を誰にも分かるように見せていくこと。
最初のうちは文句を言う人がいても、やり続けると、「しょうがないな」と、半ばあきれながら認めてくれます。そこまでにどれくらいの時間がかかるかは、あなたの本気度次第です。
さらに続けていって、目に見える成果が出るようになると、「うまくいくと思ったよ」と、手のひらを返すように、称賛するようになります。その変化に、あなたはとまどうかもしれません。
やりたいことをトコトンやっていけば、あっ気ないほど周りの見る目が変わります。それは、拍子抜けするほどです。
やりたいことを始めるのに、周りの反応など気にする必要はありません。最初は白い目で見ても、やがてはキラキラと輝かせるほど応援してくれるかもしれないのですから……。
