2022.4.25.

本物の体力をつける、、、

 仕事でも勉強でも、最後まできちんとやり遂げるには、当たり前ですが、「体力」が必要になります。体力と言うと、「私はスポーツが苦手なんです」「運動はあまりしていないんですよ」と言う人がいますが、別に筋骨隆々になることもありません。

ここで指摘しているのは、「仕事体力」「勉強体力」といったところです。どちらも「1時間だけサクッとやればいい」という代物ではありません。1日のうち長時間やらなければならないものなので、やはり「身につけておいたほういい」と言えます。

仕事なら8時間。最低限、それをやり切る体力がなければ務まらないのは、言うまでもないことです。ずっと立ちっぱなしなら、なおさら体力が求められます。

もちろん、8時間、立ち続けることができればいいのかと言うと、それは違います。そんなことでは「仕事をした」に入らないし、「給料泥棒」になってしまいます。

 8時間きっちり取り組みながら、成果もしっかり出している――。それが、求められる仕事体力。これが、本物の体力です。

仕事をするうえでの基礎体力でありスタートラインですが、。それだけしかなければ、8時間で持っている体力を使い果たしてしまうので、成果を出すのが難しくなります。これは、仕事をする人すべてが持っていなければならないものです。

なぜ仕事体力を身につけたほうがいいのかと言うと、そこに含まれているものを見れば明らかです。仕事体力には、瞬発力、判断力、集中力、改善力といったものが含まれます。

これらを発揮できるから、成果を出すことができます。逆に言うと、8時間乗り切る体力だけだと、必要な能力が揃っていないので、いつまで経っても成果を出せないという残念なことになります。

勉強体力には、基礎体力のほかに思考力、計算力、集中力、記憶力が含まれます。基礎体力だけなら、机に座っているだけで学力を身につけることができません。基礎体力以外の力があるから、学力がしっかり身につきます。

鍛え方は人それぞれ。筋骨隆々になる必要はありませんが、睡眠時間をたっぷりとる、栄養バランスのいい食事をとる、ストレスをためない、適度な有酸素運動をする、知的好奇心を持つといった日常生活を送るだけで、それなりに身につきます。

少なくとも職場や学校と家庭を往復するような生活を送るだけで身につくことがないのは、間違いありません。

(朝の独り言☆)
人生何かを成し遂げる時は そのこと一点に集中し、物凄い情熱と行動、また投資(学び)などしている時のように思います。本気で求めてこそ、価値ある結果が手に入ります。さらに、環境やタイミングなどを考えない人は、成し遂げた人を見たことがありません。
今、中村天風先生の言葉の解説をしています。天風先生も同じようなことを繰り返し伝えていますが、いつの時代も成功するためにあるべき姿は変わらないのだと思います。