2018.1.1.

特別な1日などない、、、

元日は、1年の始まり。ただそれだけの日です。

確かに「今年は頑張ろう」「いい1年にするぞ」と気分を新たにする日ではあります。初詣に出かけたり、親戚や家族で集まりおせち料理を食べたりする人もいます。

1年の始まりとは言っても、たかだか365分の1です。それ以上でも以下でもありません。

現実には、元日に飲みすぎたり遊びすぎたりする人はたくさんいます。私は何も「飲んだり遊んだりするな」と言っているわけではありません。「特別な日ではない」と言いたいだけです。

初詣に出かけたり買い物をしたり家族と一緒におせち料理を食べるのは大いにけっこうなことです。

1年365日のうち、この日しかできないこともあります。そうしたことをしながらも、ほかにやるべきことはあるはずです。

たとえば、あなたがジョギングやウォーキングを毎日やっているのならば、元日だからと言って「やらなくていい」理由にはなりません。

初詣に出かけたり買い物をしたり家族と一緒におせち料理を食べたりしながらも、ジョギングやウォーキングをすることは可能です。

あるいはスポーツや楽器の練習、外国語の勉強を毎日しているならば、元日をお休みの日にする理由は存在しません。いつもと同じように、淡々と練習や勉強をするのみです。

その時間を除いても、初詣に出かけたり買い物をしたり家族と一緒におせち料理を食べたりする時間は、それなりにあります。

元日だからと言って、1日だけ練習や勉強を休んでしまうほうが、あとあと苦労することになります。

元日は「ハレ」の日ではありますが、特別な日ではありません。ほかの364日と同じ1日です。

どの1日も、365分の1です。この日だけは「特別」という1日などありません。ふだんやっていることを淡々とやる――。それは、元日でも同じです。

もしあなたが今日、ふだんやっていることをやらないでいたら……。早くも365分の1をムダに過ごしたことになってしまいます。そんなことは新年早々、避けたいものです。

(朝の独り言⭐︎
明けまして、おめでとうございます。今日の帯広は、大雪です。のんびり過ごしています。皆さは、どんなお正月をお過ごしでしょうか。