2022.6.29.

相手が持つ価値だけを見ていく、、、

「あの人にホメられたい」「上司に認められたい」「尊敬している人に『よくやった』と言われたい」……

こういう気持ちは、成長途上の人に限らず、功成り名遂げた人であっても持っています。誰もが持っている「承認欲求」は、ドンドン満たしていくべきです。自分自身が承認されたいのであれば、誰に対しても「いいね!」と言ったり、「さすが!」とホメたりしていくこと。

誰かを承認するから、自分自身も同じようにされるものです。その点は、「情けは人のためならず」と同じです。

承認とは、相手の価値を受け入れること。あくまでも価値だけに目を向けます。

承認するのは、好き嫌いとは関係ありません。よく他人を承認できない人がいますが、それは好き嫌いで見ているから。

好き嫌いで判断すると、価値をとらえることが難しくなります。一方、価値だけを見れば、スンナリ承認できます。たとえ好印象がない人であっても、人は誰でも価値を持っていますから、そこだけに絞っていけば、「いいね!」と言うことは可能です。

また価値がソントクによって揺らぐのは、あり得ないこと。相手に何かしらのソンをさせられたと言っても、その人の持っている価値が減ずることはありません。自分がソンを被ることと、相手をホメることはまったく別の話です。

好き嫌いやソントク。こうした感情が相手を承認しようという行動の足かせになりがちです。それは、相手から見た場合も同じ。

価値だけを見ていけば、なんの違和感もなく相手を承認することができます。それは、どんな人に対しても言えます。

相手の承認欲求を満たせば、好き嫌いやソントクを超えて、自ずと関係もよくなっていきます。相手を承認することは、今すぐにでもできること。

誰に対しても承認するようにすれば、必ず相手からも同じ反応が返ってきます。自分自身を起点にした人間関係はすべてうまくいくようになります。これほどカンタンにできる人間関係の円滑化の方法は、ほかにないと言ってもいいくらいです。

あなたは今日、誰かを承認しましたか。きちんと相手の価値に着目することができましたか?

(朝の独り言☆)
今日は、10年以上のお付き合いになる患者さんが、東京から来院して下さいました。患者様が治療に満足して下さることは一番嬉しいことですが、お互いの人生が健康で、順調に仕事が出来ていることも嬉しく思います。沢山の人との出会いはありますが、一つ一つの関係を大切に 長くお付き合いしていければ と思います。