「この道を行くしかない……」
そう思って自分の信じる道を行ったとしても、目指すところにはなかなかたどり着けないものです。
そのゴールが高みにあればあるほど、途中の道のりは険しく苦しいし、また時間がかかります。
歩き出したときには、元気も勢いもあります。何より「絶対にゴールするぞ」というやる気に燃えています。
「ゴールできないかもしれない」という不安や心配は、まったくありません。
もっとも、現実は厳しいです。どんなことをするのであれ、一朝一夕にものごとが成就することもありません。
うまくいかないことが続くと、「本当にこれでいいのかな?」という迷いが生じることもあります。
それは、誰にも起こり得ることです。
少しくらいの不安や迷いなら、歩き続けるうちに解消してしまいます。
ゴールに近づいている手応えを感じれば、そういうものはキッパリなくなります。
それでもココロの中でドンドン大きくなっていって、「こんなことをやっていて本当に意味があるのだろうか?」「私の人生はこれでいいのだろうか?」という自分の行動を疑うようになってしまったら……。
その状態でゴールできたとしても、達成感も満足感も得られません。
周りの人から祝福されても、自分自身がシラけているので、うれしさや喜びも皆無です。
自分の行動に対して疑念が生じたときは、立ち止まったほうが賢明です。
歩くのをやめて、制限時間を設けずに自分自身に向き合ってこれからのことをトコトン考えていきます。
自分に対する疑念があるのに、行動を続けていても、楽しくありません。そのまま続けていても、得るものは1つもないです。
それよりはちょっとした休憩や息抜きと思って、立ち止まってじっくり自分に向き合ったほうがいいです。
「やっぱりやめよう」という結論に達したら引き返せばいいし、「この道を行くしかない」と思えば、再び歩き出します。
どちらになっても、自分自身の中でケリをつけたことなので、その後は納得して行動できます。
立ち止まることは、自分自身としっかり向き合う時間をつくることです。
そこで自分の中で疑念や不安を解消できたら、再びスムーズに行動できるようになります。
(朝の独り言☆)
今日は、溝口メンタルセラピストスクール総会でした。
スクール卒業生は、500名を超えます。今年も北海道から沖縄まで、全国から参加されていました。毎年、大盛況で学びもある価値ある時間です!