「どうしたらいいんだろう。誰かに手伝ってもらって迷惑をかけたくないし、面倒なことにも巻き込みたくもない。なんとか1人でやるしかない。結局、それが一番いいかな……」
困ったことが起きたとき、誰にも話さず、また相談もせずに、解決するまで自分1人でなんとかしようとする人がいます。もしかしたら、あなだもその1人かもしれません。
1人でなんでもやろうとしたり、困ったことを解決したりするのは、それ自体スゴイことです。いい悪いは別にして……。
あなたは、仕事ができる人です。1人器用になんでもできてしまうから、誰の手も煩わせずに1人でやろうとします。
あなたは、仕事を自分の思うとおりに進めたい人です。アイデアもあるし、やり方にもこだわりがあって、妥協もしたくありません。「自分1人でやったほうがうまくできるし、納得いくまでやりたい」と思っているから、ときには人の協力を拒んでしまうこともあります。
またあなたは、真面目で責任感が強い人です。誰にも迷惑をかけたくないから、ムリをしてでも1人でやろうとします。「結果は全部自分が負う」という覚悟を持っているから、最後までやりきろうとします。
あなたは、端倪すべからざる人物と言えます。同時に、こうも言えます。
「1人でなんでもやろうとするのは、しょせん自己満足にすぎない……」
あなたが1人でなんでもやりたいなら、止めたりはしません。気が済むまで、困ったことの解決に1人で当たるべきです。
気がついていないようですが、それは時間や健康という貴重ものを犠牲にすることです。それでもいいのでしょうか。
真面目で責任感が強く、かつできる人だからこそ、困ったときには誰かに頼るべきです。周りの人も、そんなあなたに「頼りにされたい」のです
「お手を煩わせて申し訳ないのですが、ちょっと助けていただけませんか?」
あなたが言うべき言葉は、これです。それを聞いた周りの人は、「うん、いいよ」と、笑顔を浮かべながらあなたのもとに集まってきます。
(朝の独り言⭐)
今日は、新刊初稿原稿の校正をしていました。凄く良い感じです。この本のテーマで、7月29日講演を行います。今からスケジュールを確保しておいて下さいね!