2022.8.19.

1日10分間だけ悩む、、、

「こうしたほうがいいかな。あるいはもっとほかのやり方のほうがいいかな」……

 多かれ少なかれ、誰もが1日のうちで「やる/やらない」「AかBか」と悩みます。大小は別として、「悩みのない人などいない」と言ってもいいくらいです。

 なんでもスパッと決めてテキパキと行動しているあの人に「悩みがない」ように見えるのは、何も考えていなからではありません。悩んでいるように見えないだけです。

 どんなに深刻な悩みであったとしても、引きずったり、まして何かしているときに上の空になったりはしません。この人もコッソリ悩んでいます。

「私だって人前で悩んだりはしませんよ」

 そんなふうに強がった言い方をする人もいそうですが、悩み方が違います。悩んでいるように見えないあの人は、時間を決めています。それも1日に10分だけ。

 たとえば、上司との折り合いが悪い。あるいは子どもが宿題をやろうとしない……。そんな悩みがあっても、どう接したらいいのか、なんと言えばいいのかと、あれこれ考えるのは10分だけ。そう、1日に10分だけ悩みます。

それは、散歩しているとか、電車で移動している、あるいはお風呂に入っているというように、ほかの何かをしているとき。どちらかと言うと、何かをしているときに「ついでに悩む」といったかんじです。

その10分間だけ、「こうしようかな。ああしようかな」と、悩みます。結論が出なくても、10分経てば終了。続きは、翌日の何かをしているときに持ち越します。

1日で悩むのは、この10分だけ。それ以外はほかのやるべきことに集中して、悩むことをしません。こうすれば、引きずることや上の空になることを回避できます。

こうして10分だけ悩んでいると、たとえすぐに名案が浮かばなくても日をまたいで続けていくうちに、「そうか、こうやればいいんだ」という答えが見つかります。それはおそらくベストな答えであり、十分に納得できるものです。

1日10分という悩み方をしても、すぐに結論が出るとは限りません。だからと言って、答えが出ないことでほかの何かに支障が出てくるわけでもないので、すぐに結論を出そうとしなくてもいいです。

そもそもすぐに答えが見つかるのなら、悩むまでもないことです。1日10分という悩み方なら、何日かけたとしても誰もが納得した答えを得られます。

(朝の独り言)
引き寄せの法則を信じますか。単に思い願って引き寄せられるものではありません。引き寄せるには、相手に必要とされる努力と信念が必要です。何故、引き寄せについて話すのかと言うと、まさに今日、引き寄せを現実化したからです。何に どのように についての話は、改めてお伝えします。今日皆さんにお伝えしたいことは、「引き続き寄せるには 努力と信念をずっと忘れることなく持ち続けること」です。