「なかなか思うようにならないなぁ」「うまくいかないもんだなぁ」……
一生懸命やっているのに、こんな悔しい思いをしているとしたら、残念なことです。
それほど一生懸命やっていないのであれば、うまくいかなくても自業自得で、悔しい思いはしません。あきらめもつくし、「やっぱりダメだね」と早々に見切りをつけたりします。
逆説的ですが、一生懸命やっているからこそ、やった分の成果が欲しくなってくるものです。一生懸命取り組んでいるのに、成果が出ないことが許せなくなってきます。
ここで「もっと頑張らなくちゃ」と、さらに自分にムチを入れても、いい方向にはいきません。むしろ空回りしがちです。それは、一生懸命やっているがゆえのパラドックス。
こういうときはむしろ肩の力を抜きます。別に「一生懸命やらなくていい」などと言うつもりはありません。
成果を出したいのであれば、一生懸命やるのは当然だし、あなた自身もいいかげんにやるつもりはないはずです。
するべきことは、思うようにうまくいかない現状を肯定すること。それは、妥協ではありません。また求める成果のランクを下げるのとも違います。
「思うようにならない」「うまくいかない」と思うのは、事実であるにもかかわらず、現状を否定しているのと同じです。それは、現状を正しく見ていないということ。
思うようにならない、うまくいかない現状には、打開するためのヒントやきっかけが無数に散らばっています。
その中から１つか２つをヒントやきっかけとして拾い上げていって、取り組み方を改善していくと、一気に事態が動くことがあります。ブレークスルーが起きることもあるかもしれません。
現状が思うようにならず、うまくいかないとしたら、喜ぶことはないにしても、悔しがるものでもありません。それは、現状を正しく見ることを妨げるだけです。
その好ましくない現状を肯定すると、それまで見えていなかったことが視界に入ってきます。そう、うまくいくようになるヒントやきっかけ。
思うようにならない、うまくいかない現状を肯定するのはつらいことのように思えますが、気づかないだけでメリットはあります。思うような成果を出したいのであれば、悔しがっているヒマはありません。
現状を肯定して見えてきたヒントやきっかけをうまく利用すれば、事態は大きく前進します。それは、好ましくない現状を否定している限り、できなかったことです。
（朝の独り言）
今日は、新しいプログラムの収録を行い、結果を出すための運命学活用について話をしました。運命学、スピリチュアルなどに相談したり学んだりしても、９割の人は結果に繋がらない、活用できない、または、依存した安心感を繰り返します。しかし、何故 繰り返し相談することで安心するか を考えません。今まで、このことには触れることがありませんでしたが、今回は、このテーマに踏み込み、話すことにしました。
また、この解説を行っています。zoom動画になりますので、お聴きになりたい方は6月27日(月)20時〜が最終になります。下記からご登録下さい。
